久米氏「A」低視聴率で打ち切りだそうです。
4月17日にスタートしたばかりで、久米氏の1年ぶりのテレビ復帰番組として注目されていた。しかし初回から視聴率が伸び悩み、これまで10回分の平均は約7・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。傷がこれ以上深くなる前の撤退となった。
久米宏がニュースステーション終了後、休養明けのテレビ復帰ということで鳴り物入りでスタートした「A」でしたが、思わぬ大苦戦を強いられ、ついには低視聴率で6月26日の放送が最終回になることが決定したそうです。
番組のテーマは「アジア」で、開始当初はスタジオとアジア各国をインターネットでつないでいた。日曜午後7時58分スタートのゴールデン枠にもかかわらず、スタート以来、視聴率は1ケタ台を推移。
ちょっと見たことありましたけど、本当に面白くなかったから、これは仕方ないかもしれませんね。
度重なる企画変更も実を結ばなかったということですが、インターネットばかりに気を取られてしまったのが敗因でしょうか。だって、中継画面がカクカクしてたんだもん。普通にインターネット電話じゃなくてもいいじゃない、と思ってしまいました。
現場からは「初めに久米氏ありきで、制作現場には後から企画を練るよう指示が下りてきた。本末転倒。うまくいくわけなかった」という声も聞かれるそうです。久米氏の起用は上層部の意向によるものと。「久米宏」だけで視聴率が取れる時代は終わったということなのでしょうか。
屈指の“視聴率男”として君臨してきた久米氏にとって、今回の打ち切りで負った傷は深い。しかし「番組の企画そのものに問題があった」(テレビ関係者)