アドビがマクロメディアを買収したことに関する関連記事を集めました。アドビとマイクロソフトの対決という視点は、なかなか興味深いものがあります。
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▼アドビのマクロメディア買収で近づく、マイクロソフトとの「最終決戦」
Adobeは今回の合併で、Macromediaのアニメーション/アプリケーション開発用ソフトウェア「Flash」を自社のポートフォリオに加えることになったことから、同社は今後ウェブアプリケーションの新プラットフォーム構築をめぐって、Microsoftとオープン標準の両方を相手に戦うことになる。
「今では多くの国の政府機関がPDFの利用を推奨し、PDFを事実上の標準と見なしている。その数を考えただけでも、後発であるMicrosoftが、これらのワークフローをすべて白紙に戻すことができるとはとても思えない」
Microsoftは既にPDFの成功を長期的な脅威ととらえている。来年登場予定の次期版Windows「Longhorn」には、PDFの必要性をなくすことを目指した、企業やインターネット中に文書を配布する機能が盛り込まれる見込みだ。
▼Macromedia買収の動機は共通の製品と理念――Adobe幹部が語る
最初AdobeがMacromediaの買収検討に動いたのは、両社が同じ製品と経営理念を持っていたことが背景にある。「MacromediaはFlashに関して非常にうまくやっている」ともラムキン氏は述べている。