ブログで恥ずかしい思いをしないで済む方法~米EFFが注意事項を紹介という記事より。
ブログが普及するにつれて問題も浮かび上がってきた。日記代わりに使っている人が、誰にも知られたくない考えをブログに書いてしまったために友人に知られてしまい、決まりの悪い思いをすることがあるかもしれない。もっと深刻な場合には、ブログで書いたことが元になり職場を追われることもあり得るだろう。こうしたことを踏まえて米非営利団体のElectronic Frontier Foundation(EFF)が、安全にブログを利用する方法をまとめた「How to Blog Safely」と題する文書を発表した。
「How to Blog Safely」、なるほど安全なブログの書き方、ですか。確かにアメリカでは職を追われた、なんていうニュースも出ていますから、うっかりでは済まされない事態にも発展しています。ブログリテラシー向上のためにも、こういうマニュアル本が必要になったということなんでしょう。
・ブログにする内容に注意する
例えば「私はシアトルにある某週刊誌で働いています」と書く代わりに「ある中規模都市の地方放送局に勤務している」などと書き、決して実名を書いたり自分の写真を載せてはいけない。
・ペンネームを使用する場合にも自分の名前を想起させるようなものは使うべきではない
例えば、自分や職場の同僚の誕生日を祝ったことに関する記述などに注意する。そして絶対に職場からブログしないことが重要だとしている。
などの注意点が挙げられているそうです。日本では子供の顔写真をバンバン掲載したブログなどもたくさんありますから、やはり同様のマニュアルが必要になるかもしれませんね。でも、分かってはいても、サービス精神でついうっかり、なんてこともあるんですよね。気をつけないと。
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「私たちは、“Blogでクビになった”ケース約30例を追跡したが、Blogそのもので解雇された人は皆無だった。解雇理由は、むしろどこの会社でも解雇するような行為に対してだった」とイスラエル氏は説明した。それらの行為には、ボスをからかったり、会社の悪口を言ったり、ストックオプションに関する情報をリークするなどが含まれる。
▼「個人ブログ運営は匿名で」、電子フロンティア財団がアドバイス
友人や家族とのコミュニケーションが主目的のブログなら,パスワードで読者を限定できる「LiveJournal」などのサービスを使うとプライバシを守れる。Googleなどの検索エンジン経由でブログの存在が知られることもあるので,EFFは「“robots.txt”という特別なファイルを設定し,検索対象から外す」ことも勧めている。