アフィリエイトに対する認知度は高いが実利用者は13.2%〜NS総研調査という記事より。
アフィリエイトを知っているかどうかについては、「聞いたことがある」と「具体的にどのようなものかまで知っている」の合計が65.3%で、「知らない」と回答した34.7%を上回っている。一方で、実際に利用したことがあると回答したユーザーは全体の13.2%に止まった。
ネットアンドセキュリティ総研(NS総研)が行った「アフィリエイト・プログラムについてのアンケート」で、10代から50代までの男女を対象に有効回答数は2,407件だったそうです。
アフィリエイトの認知は高まっているけれど、実際に使ったことがある人は約1割強で、まだまだ裾野の広がりがあると感じました。実際にアフィリエイトするためには、ウェブサイトなりブログなりを運営している必要がある訳で、ただ参加するだけではないハードルがある訳ですからね。敷居が高いのも当然でしょう。ただ、簡単に始められるブログと、ブログのテキストコテンンツとアフィリエイトの親和性は高いですから、これからアフィリエイト人口も加速度的に増えていくのではないかと思います。
実際に使ったことがあるサービスについては、「A8.net」の52.7%が1位で、「楽天アフィリエイト」の41.7%、「アマゾン・アソシエイト」の35.7%、「バリューコマース」の34.2%が上位を占めた。なお、本調査では「楽天アフィリエイト」について女性が51.5%、男性が34%と男女の利用率に差があったが、他サービスでは男女差がそれほど見られなかったとしている。
認知度では「楽天アフィリエイト」が82.8%で1位、「A8.net」が75.5%で2位、「アマゾン・アソシエイト」が73.4%で3位となっているそうです。
気になるのは懐具合だと思いますが、
月平均での収入に関する質問では、「収入はない」と回答したユーザーが35.1%で、アフィリエイトを利用する3分の1のユーザーが収入を得ていないことがわかる。収入を得ていると回答したユーザーでは、「1,000円未満」が20.7%と最も多く、「100円未満」が19.1%、「10,000円未満」が17%と続いた。
と、このような感じになっているそうです。収入がない人が1/3で、収入を得ていても1,000円以下が20%と、ほとんど稼げていない状況があるようです。ただ単にブログを作って商品紹介すれば売れるか、と言えばそんなに単純ではなくて、集客やユーザビリティーのことを考えて、いわゆる普通の“売れる”ウェブサイト制作みたいなことを考えていかないといけないので、ある程度回り始めるまでに少し時間がかかると思います。そのためのアフィリエイトセミナーみたいなのが今年は流行りそうな予感。
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アフィリエイトプログラムとは、提携先の商品やサービスを代わりに紹介し、実際に成果が上がった際にマージンを貰う代理店のような仕組みのことです。