ソーシャルネットのビジネスモデルが見えてきた?――「mixi」の今という記事より。
広告媒体としてのmixiの強みは、限定されたカテゴリーのユーザーが頻繁に閲覧していること。ユーザーの年齢層は20-34歳が8割近くで、男女比は6対4。この層が特に関心ある分野に絞って広告を打てば、幅広いユーザーが閲覧する大手ポータルサイトよりも高い効果が期待できる。
多分、河相我聞に似ている笠原社長のインタビュー記事です。当初の収入源は、アマゾンとイープラスを利用したアフィリエイトだけだったけど、9月からバナー広告スペースを作ったら、なかなかうまく回り出した、というお話です(ネタフルも広告スペースを作ってみたけど、全く奮いませんね)。「12月中旬からは、コミュニティを使ったタイアップ広告もスタートする」そうです。
そういえば、ヘッダー部分の背景が広告のようになっていた時期もあったのですが、あれは広告ではなかったのかな?
笠原社長は来年にも、ユーザーの興味に合った広告を表示できるターゲティング広告を導入したい考えだ。自己紹介の内容やコミュニティの分野、日記の内容などにマッチした広告を掲載すれば、さらに高い広告効果が見込めそうだ。
これはGoogle AsSneseしかり、高い広告効果が見込めるでしょうね。広告主が自分で簡単に出稿できるようなナイスな仕組みができたら良いのではないかと思います。
「SNSを、メーラーやメッセンジャーと同じレイヤーに高めたい」と多分、河相我聞に似ている笠原社長がコメントしているのですが、恐らくmixiのヘビーユーザはそういう次元に達しているんじゃないでしょうかね? ぼくも知人に連絡する際は、mixiにいる人だったらmixi経由で連絡するようになりました。使いやすいこと、操作性も大切ですが、それ以上に“愛着”って重要なのではないかと思います。いま、mixiが無くなったら寂しいですね、確実に。