NASAジェット推進研究所(JPL)のエンジニアで、地球外生命の発見を目指している火星ローバー「パーサヴィアランス」の開発に携わっている大丸拓郎さんが、まさに着陸の瞬間の動画をTwitterに投稿していました。
これがそのツイートです。「これは全人類が見るべき映像」とツイートされていますが、本当にそう思います。
これは全人類が見るべき映像。
これが火星に着陸するときに見える景色。CGじゃないです。火星の空から撮られた実際のビデオ。
まばたきするのも忘れて見入ってしまう。pic.twitter.com/AsRncjiY8B
— Takuro Daimaru|大丸拓郎 (@takurodaimaru) February 22, 2021
火星の映像が、こんなにはっきりと見られてしまうものなのですね。驚愕です。しかもカメラは3つの方向から映像を送っています。
その後の大丸拓郎さんのツイートで、それぞれの映像が解説されています。
着陸のクライマックス、火星で地表へと降りていくローバーをスカイクレーンから撮影した映像。想像していたよりもダストがすごい。 pic.twitter.com/HTOpEH6Da1
— Takuro Daimaru|大丸拓郎 (@takurodaimaru) February 23, 2021
ローバーから見上げたスカイクレーン。ローバーを着陸させた後、北西の方向に向かって飛び去りました。 pic.twitter.com/qdjN4TrYmO
— Takuro Daimaru|大丸拓郎 (@takurodaimaru) February 23, 2021
ヒートシールドが分離されて、カメラに火星の赤い大地が広がる瞬間が好きです。
同時にローバーも落ちてるのに、ヒートシールドがそれよりも速く落ちていくのが反射的には直感に反するけど、そのくらいパラシュートで減速してるんだなと実感する。あと振動も回転もしてなくて空力ってすごいなと思う。 pic.twitter.com/4lF349HyOW
— Takuro Daimaru|大丸拓郎 (@takurodaimaru) February 23, 2021
地球から遠く離れた火星で、こんなミッションが行われており、それを映像で見られるって凄いですね‥‥。生命体の痕跡は見つかるのでしょうか。興味がどんどん湧いてきます!
大丸拓郎さんは「僕が宇宙を仕事にする理由」というnoteも改めて書いてますので、ぜひあわせてご覧ください。宇宙を目指す子が増えそうな気がします。
この広い宇宙では地球に生きる人類の存在は限りなく小さく、人間の一生をかけたとしても、できることなどたかが知れているかもしれない。それでも僕は自分が出来る最大限のことをしたい。それが僕を突き動かす理由であり、僕の宇宙にかける思いだ。
そういえば、火星行きの搭乗券はもうゲットした?「Mars 2020 Rover」で名前を送ろう!というのも参加していたのだけど、届いたのかな!?