小田和正「自己ベスト」200万枚を突破したそうです。
歌手小田和正(57)が02年4月に発売したベストアルバム「自己ベスト」が、13日付のオリコンチャートで、売り上げ200万枚(200万186枚)を突破したことが6日、分かった。57歳3カ月での達成は、松任谷由実(50)が「Neue Musik(ノイエ・ムジーク)」で達成した時の44歳10カ月を上回り、史上最年長のダブルミリオン歌手となった。
「史上最年長のダブルミリオン歌手」というのも凄いですが、なにより2002年4月に発売されたアルバムが売れ続けているというのも凄いです。
今年10月、小田の「言葉にできない」が主題歌に使われた、松田聖子主演の日本テレビドラマ「たったひとつのたからもの」が放送され、平均視聴率30・1%(関東地区)を記録した。「感動した」「また見たい」と視聴者の大きな反響を呼び、11月には特別版が放送されたほど。この曲が同アルバムに収録されており、大記録達成を後押ししたようだ。
なるほど、松田聖子主演のドラマが後押しになったのですか。
「言葉にできない」は元々、主人公の秋雪くんが登場する明治生命のTV CM「あなたに会えて」シリーズでも使われていました。曲もさることながら、映像とも素晴らしく合っていて、初めてCM見ながら泣きました。まさに、このCMのために生まれた曲なんじゃないかと。
小田和正の歌をバックに流れる明治生命のCM。小さな男の子と家族の写真が数枚切り替わる。海を背景に父親が息子を抱きしめている写真で終わる、わずか数十秒のCMが全国的に話題を呼びました。男の子の名は加藤秋雪くん。生後一カ月でダウン症と判明、心臓の合併症で一年の命と告げられます。しかし秋雪くんは六年余りを精一杯生きて、一九九九年に世を去りました。この本は、秋雪くんの一生をmmを通して見つめ続けた母親、浩美さんの記録です。いちばん大切なものは何だろう。そう自分に問いかけたくなる本です。
2004年10月26日、夜9時より日本テレビ系列にて放送された「たったひとつのたからもの」を映像商品化。子供がダウン症と診断された夫婦の6年2ヶ月にわたる戦いを描いた壮絶な愛の記録。松田聖子、船越英一郎ほか出演。