米Amazon、配送費がかさんで2年ぶり減益

米Amazon、配送費がかさんで2年ぶり減益

アメリカでAmazonが、2017年以来の2年ぶりの減益となる四半期決算を発表したそうです。アマゾン、2年ぶり減益 競争激化、配送費かさむという記事になっていました。

米インターネット通販大手のアマゾン・コムが24日発表した2019年7~9月期決算は純利益が前年同期比26%減の21億3400万ドル(約2300億円)にとどまり、17年4~6月期以来、約2年ぶりに減益となった。

記事によれば、有料会員「Amazonプライム」による翌日配送サービスの利用が広がり、配送費がかさんだのが理由だそうです。

通販事業ではウォルマートと、クラウド事業(AWS)ではマイクロソフトとの競争が激化しつつあるということです。ただし、AWS自体は売上高は35%増の89億9500万ドルと堅調です。

amazonは9四半期ぶり減益、7~9月 翌日配送が負担によれば「それまで2日間としていた配送の期間を短くするため、従業員や倉庫で抱える在庫などを増やした」そうで、翌日配送の地域を広げているとのこと。

でも、ここで一気に配送に投資をしておけば、将来的に競合より有利になってやはりAmazonが強い‥‥ということになりそうな予感がします。

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第4・四半期のプライム会員向け翌日配送サービスのコストは約15億ドルと、第2・四半期の8億ドルから約2倍に膨れるとの見通しを示した。同社は第2・四半期序盤に最低購入額を設定しない無料の翌日配送サービスの本格展開を開始した。