Googleが開発者向けイベント「Google I/O 2019」で、4万円台から購入できる廉価版スマートフォン「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」を発表しました。2019年5月17日より発売開始となります。価格は「Pixel 3a」が48,600円、そして「Pixel 3a XL」が60,000円となります。
「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」
2018年11月発売の「Pixel 3」「Pixel 3 XL」の廉価版という位置づけですが、これは売れる予感がします。何しろ48,600円ですからね。
Google、新スマホは廉価版 「Pixel 3a/3a XL」発表 4万8600円から FeliCaも対応によると、
・ボディー背面はガラス製からポリカーボネート製に
・ワイヤレス充電は非対応
・背面の指紋認証センサーを搭載
・イヤフォンジャックを搭載
・日本向けモデルは「FeliCa」対応
というスペックになっているようです。このクラスのモデルを購入する人はワイヤレスイヤフォンは使わない、という判断かもしれませんね。
特筆すべきは「カメラ性能はPixel 3/3 XLと同等だ」というところ。これだけでも「Pixel 3a」が欲しくなるんです。「Pixel 3」のカメラはとても良さそうですからねぇ、暗所性能とか。
防水性能が防塵防滴にスペックダウンしているという部分もあるようですが、個人的には水に沈めるシーンはiPhoneでもないので、このあたりは不満はありません。
メモリとストレージが4GBと64GBで、最低でも256GBは欲しいので、ここだけはちょっと手を出しにくいです。写真や動画は全てGoogleフォトにバックアップしてしまえ、ということなのだと思いますが。
スマートフォンの進化も行くところまで行き、高価なモデルに魅力を感じなくなりました。Appleも同様に廉価版モデルを出すべきと思うのですが‥‥どうなるでしょうねぇ。
サービスに軸足を移すのであれば、Googleと同じように5万円を切るモデルを投入しユーザーベースを圧倒的に増やすべきなのでは、と思いますが。