LCCでもFSCでもなくMCCの存在意義に気づいた

LCCでもFSCでもなくMCCの存在意義に気づいた

子供と春休みの旅行を計画しています。飛行機旅なので、価格変動をチェックしつつプランを練っていました。

LCCはとにかく安くて良いのですが、荷物の重量や座席指定など面倒なこともあります。一方、ANAやJALといったFSCは予約時期が早ければ安いのですが、いつの間にか値上がりしているのに気づきました。

ああ、もっと早く予約しておけばよかった‥‥という、ぼくを救ってくれたのが、MCCでした。

LCC・MCC・FSCとは?

そもそも謎の3文字略語を説明しておきます。LCCは広まりましたよね。

LCC:ロー・コスト・キャリア(ジェットスター、ピーチ、バニラエアなど)

MCC:ミドル・コスト・キャリア(スカイマーク、ソラシドエア、スターフライヤーなど)

FSC:フル・サービス・キャリア(ANA、JALなど)

サービスは最小で安い価格帯のLCC、全てのサービスは提供されるが高いFSC、ほどほどのサービスと価格のMCC、という風にざっくりと考えられるでしょうか。

MCCの存在意義ってなんだろうと思っていた

自分で旅行する時はLCCで十分ですし、そもそもコストをかけるならFSCになるだろうし、微妙な立ち位置のMCCってどういう存在なんだろう‥‥?

と思っていた時期がありました。というか、数日前までは。

今回、子供との旅行をするにあたり思ったのは、MCC最高、ということです。

LCCも意外に高くなる

LCCは安くて良いのですが、それはもろもろカットしている状態のとき。家族旅行ともなれば預け入れ荷物の重量は増やしたいし、座席指定も必要です。

そういうのを積み重ねていくと、FSCやMCCの価格に限りなく近づいていくのですね。そうなると「じゃあFSCやMCCの方がいいか」となります。

FSCも時期が早ければ安い

価格変動を見ていたところ、FSCも1ヶ月半〜2ヶ月くらい前までは安かったのです。ほぼMCCと変わらないくらいの価格帯のものもあるにはありました。

しかし、その安いチケットが売り切れ1ヶ月を切ると価格はどんどん上昇。旅行に行くと決まった頃には、既に「あ、やっぱりFSCよね」という価格帯まで上昇していました。

MCCはどうなんだ?

そんな中、LCCよりは高かったが、今となってはFSCよりも安い、ずっと価格の変わらない、本当に真ん中に位置する航空会社があったのです。

今回は沖縄に行こうと思っているのですが、その航空会社がスカイマークでした。MCCの航空会社です。

調べてみると預け入れ荷物の重量は20kgだし、座席指定もできるし、普通に家族旅行するには十分であることが分かりました。

そういえば過去にスカイマークで沖縄に行ったことがあったなと思い出し、記事を読み返してみても座席の広さも十分だったし、充電もできたし、言うことなしだったことを思い出しました(当時はMCCという言葉を知らずLCCだと考えていた)。

MCC航空会社 LCCともJAL・ANAとも違う安くて快適さを比較を読んでもさらに納得ですが、LCCと違いMCCの発着は羽田空港なので、スカイライナーなどの料金がかからないのも嬉しいところです。

LCCでもFSCでもなくMCC

ということで、今回はスカイマークを予約しました。

とにかく安く行きたい、荷物も最小で良い、座席指定も必要ないということであればLCCです。

予約時期が早ければ、まだ安いFSCを使うのもありでしょう。サービスも良いと思います。

しかし、搭乗時期が迫ってしまっており、FSCの価格が跳ね上がってしまっているような状況の時には、路線があればMCCがオススメです。

国内線だと以下のようなMCCがあります。

・スターフライヤー
・スカイマーク
・ソラシドエア
・エアドゥ

価格的にはMCCの1.5倍くらいがFSCになっています。2万円と3万円くらいの違いがあります。2人で往復すると4万円も違いますので、これは現地のアクティビティに回すと有意義ですね。

これから飛行機の予約をする人の参考になれば幸いです!

ちなみに今回は小学校卒業のお祝いを兼ねているのですが、12歳は大人料金だと知りました。

航空チケット最安値をチェック

ANAJALエミレーツターキッシュ エアラインズ