久しぶりに東京都内でオジ旅をしてみようかと向かったのが、東京都墨田区の向島、曳舟駅です。目指したのは「キラキラ橘商店街」です。オジさんたち、東京のザ・下町の商店街で買い食いしながらブラブラしたい!
駅でいうなら、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)・亀戸線の曳舟駅、または京成押上線の京成曳舟駅ですが、いずれの駅からも徒歩なら10分ほど。町の中にある商店街です。
下町の雰囲気を楽しみながら、ぶらぶらと歩いて向かいましょう。顔を上げればいつでも、目の前に大きなスカイツリーが見える町です!
「キラキラ橘商店街」を散策
曳舟に到着したのが18時頃。遅れてやってくるメンバーもいたため、駅前の大衆酒場で一杯やって時間調整。その後、徒歩で「キラキラ橘商店街」に向かうと、時間は19時前になっていました。
しまった! 閑散としている!
地元の方は夕餉の支度をしている頃。下町の商店街の夜は早いのでした。
それでも商店街の端まで行き、徒歩で端まで歩いてみることに。きっと空いているお店もあるに違いない!
おでん種の「大国屋」
早速、おでんの「大国屋」がありました。寒い中、歩いて冷えた身体を温めたい。
お土産で自宅で食べる人が多いのでしょうが、もちろん買い食いスタイルもOKです。一つ60円からと、おでんもリーズナブル。
店先で美味しいおでんのフランクとゲソ巻きを食べ、出汁を飲み干し、心も体も温かくなって散策スタートです!
餃子専門店の「さかい食品 京島」
続いて見つけた灯りが、餃子専門の「さかい食品 京島店」です。
こちらは三ノ輪に本店があり、40年餃子一本の餃子専門店。40年前から食べられている餃子って!
19時閉店。ギリギリに滑り込むことができましたが、時間的にはほぼアウト? でもラスト2の餃子を買うことができました。
4 x 2 個の二段重ねで餃子は8個。8個で300円。これは安い。安いし美味い。下味がしっかりついていて、にんにくも利いているので、醤油をつけなくても、そのままで美味しい餃子です。これは焼き立てを食べてみたいと思いましたね!
ここで気づいたのが「お持ち込みできます!」という文字。
なんでも「キラキラ橘商店街」の中には「持ち込み屋」と「喫酒 千日紅」という、持込可能な店があるのだとか。
協力店が商店街のあちこちにあり、商品を購入し、そのまま「持ち込み屋」と「喫酒 千日紅」に持ち込んで食べることができるのだそう。
「持ち込み屋」は商店街で運営している持ち込み専用スペースなのかと思いきや、どうもそうではなく、普通にお店としても営業しているのだとか。しかもお通し200円、ドリンク200円と激安。
ただ、残念ながら「持ち込み屋」の営業時間は17時までということで、今回は立ち寄ることができませんでした。
これは絶対に明るい時間に再訪するぞ! と心に誓って次の灯りへ。
鶏肉と惣菜の「鳥正 京島店」
鶏肉中心の惣菜屋さん「鳥正 京島店」です。
うわー、そそる! ライスを片手に商店街を周るべき!
と思わずにはいられない惣菜の数々。
シュウマイの「ナカ」みたいなもの。しっかりと味がついてて、このままでも美味しいです。
ライスはないけどたまらず食べたくなった、鶏もも肉の味噌焼き。あ、それぞれの商品はレンジでチンして貰えます。そのまま店頭で食べてOK。
レンチンされた鶏もも肉の味噌焼きにかぶりつく!
うめぇ〜!
なんでライスがないんだ〜!
甲府のもつ煮も気になるし、焼鳥も、名物のチキン餃子も気になります。ここは大人買いして「持ち込み屋」コース、間違いなしです。
小肌寿司の美味い「たぬき鮨」
さらに歩くと、また灯りが。店先に商品が並ぶのは「たぬき鮨」です。中からかわいらしいおばあちゃんが出てきて教えてくれました。
今は人手が足りなくてお寿司屋さんは休業中。代わりに店頭でお寿司などを販売しているのだそう。一杯呑みながら、寿司をつまめるとか最高じゃないですか!
自家製小肌ずし300円を頂きました。美味しいよぉ、おばあちゃん!
下町の台所、人情商店街‥‥
というわけで、大方の店が閉店してしまった19時くらいから商店街散歩をしたのですが、それでもいくつか空いている店があり、そこそこお腹も一杯になるくらいまで下町の食を楽しみました。近所のご家庭の台所代わりにもなっているのでしょうねぇ。
商店街のみなさんも気さくに会話してくださり、話も弾みました! 文字通りの下町人情商店街です。これはまた遊びに行きたくなります。
次回はぜひ、昼間のにぎわいを感じながら、あちこちのお店でつまみに惣菜を買って「持ち込み屋」コースだなぁ。これし間違いないでしょ! 商店街呑みをしたい!
ごちそうさま!!!!!
「キラキラ橘商店街」の住所・アクセス
>>東京都墨田区京島3-49-1