Instagramがぐるなびと提携し、プロフィール画面の「アクションボタン」からレストラン予約が可能になりました。Instagramで飲食店を探している人は多いですが、そこからダイレクトに予約できるようになるとユーザーの利便性は高まりますし、店としても集客に大いに役立ちそうです。
日本国内の飲食店は、Instagramのビジネスプロフィール上に「席を予約する」ボタンを追加できるようになります。
この機能を導入することで、利用者はレストランやカフェを発見するところから、予約というアクションに至るまでを、アプリを閉じることなくInstagram上で完結することができます。
レストラン予約機能は、ぐるなびとの提携で提供されます。つまり「席を予約する」をタップすると、ぐるなびの予約ページに飛ぶというわけです。ここをおさえられたのは、ぐるなびとしても非常に大きいですね。
ぐるなび加盟店のうち、ネット予約機能を利用している飲食店は、2018年10月23日以降に順次、Instagramのビジネスプロフィールにアクションボタンを追加することが可能です。
Instagramユーザーが日本国内のレストランによるビジネスプロフィールを訪れる回数は、1日あたり50万回にも及びそうです。
ぐるなびの久保社長は次のようにコメントしています。
「Instagramの影響力は、我々はもちろん飲食店も重要視しており、ぐるなびとしてこの状況をいかに有効活用して飲食店の力になるかということを以前から考えていました。レストラン予約機能によって、おいしい料理を食べたいユーザーと、自慢の料理を食べてほしい飲食店をつなぐ役割をぐるなびが担うことができることも非常に嬉しく思っています。」
ぐるなびのバックエンドには、予約管理や顧客管理がオンラインでできる「ぐるなび台帳」というサービスがありますが、これは「トレタ」と提携して提供されているものです。