お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎が、初めて描いたマンガ「大家さんと僕」で、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞しました。カラテカ矢部太郎、漫画家以外で初の手塚治虫文化賞という記事になっていました。
「大家さんと僕」は、トホホな芸人の「僕」(矢部)と、一風変わった1928年(昭3)生まれの大家のおばあさんとの、8年前からの交流の日々を描いた4コマ漫画。
「カラテカ」矢部太郎がマンガを描き始めたエピソードもなかなか凄いのです。
きっかけは「女帝」「夜王」などの漫画原作者である倉科遼氏と、3年前に偶然会ったことだった。
「新宿伊勢丹に一緒に買い物に行く」「鹿児島の知覧を一緒に旅した」といった矢部太郎と大家さんの話に倉科遼が「映画化しよう。原案を書いて持ってきて」と感動したそうです。
そこで矢部太郎が用意していったのがマンガで、それが絶賛され、出版社への持ち込み、連載へと繋がったのだとか。
どういうきっかけで矢部太郎がマンガを描いているのか不思議だったのですが、まさかこんなエピソードがあったとは思いませんでした。
ほっこり&シュールな内容なんですかね?
なお、漫画家以外が手塚治虫文化賞を受賞するのは初だそうです。