第一生命が子供たちにアンケート調査している「大人になったらなりたいもの」が発表されました。2017年に調査されたもので、全国の幼児・児童(保育園・幼稚園児及び小学校1~6年生)1,100人が対象です。男子1位は学者・博士、女子1位は食べ物屋さんとなりました。「学者・博士」の1位は15年ぶりです。「食べ物屋さん」は21年連続で不動の人気を誇ります。
第一生命が「夏休みこどもミニ作文コンクール」を実施し、約75,000の応募作品の中から1,100点の優秀作品が選ばれ、応募用紙に記載されたに「大人になったらなり
たいもの」アンケート記入欄を集計したものが、今回の調査結果となっているということです。
2017年のランキングは次のようになります。カッコ内は前年の順位です。
男子
1位 学者・博士(2)
2位 野球選手(4)
3位 サッカー選手(1)
4位 お医者さん(5)
4位 警察官・刑事(3)
6位 大工さん(7)
7位 消防士・救急隊(18)
8位 食べ物屋さん(5)
9位 建築家(33)
9位 水泳選手(8)
9位 電車・バス・車の運転士(9)
9位 料理人(12)
女子
1位 食べ物屋さん
2位 看護師さん
3位 保育園・幼稚園の先生
4位 お医者さん
5位 学校の先生(習い事の先生)
6位 歌手・タレント・芸人
6位 薬剤師さん
8位 飼育係・ペット屋さん・調教師
9位 ダンスの先生・ダンサー・バレリーナ
9位 デザイナー
何がきっかけで「大人になったらなりたいもの」が生まれるのかなぁ‥‥と想像しながら見ると、かなり興味深いランキングです。「学者・博士」は昨今のノーベル賞なのかなぁ、とか「野球選手」が「サッカー選手」と逆転したのは大リーグへ移籍する選手の影響なのかな、とか。
「ダンスの先生・ダンサー・バレリーナ」というのは、中学校でダンスが必修科目になっている影響もあるようですね。「水泳選手」というのは習い事と直結しているのかもしれません。
過去のランキングをみると、90年代までは男子のランキングに「おもちゃ屋さん」があるのですが、ある時に姿を消します。今ではおもちゃ屋さんはネットの中ですからねぇ。
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