「Twitter」が、ツイートの際の文字数制限を140文字から280文字に拡大することを発表しました。日本語、中国語、韓国語以外の言語の制限文字数を280文字に拡大しますとして発表されています。
データを見ると、140文字以上を使う必要がある時により頻繁にツイートされていることがわかりました。より重要な点として、ほとんどの方が140文字以下のツイートを行われていて、Twitterのシンプルさが存続されていることもわかりました。
280文字のツイートのテストは2017年9月末から行われていたものでした。当初は物珍しさから「多くの方々が280文字ギリギリを使ってツイート」していたそうですが、やがてそれも落ち着いたということです。
今回の140文字から280文字への文字数の拡大での大事なポイントは次のような点にあるのでしょう。
これまでを見ると、英語でツイートする場合、その9%が文字数の上限に達しています。つまり、自分の考えをツイートにまとめることが簡単ではなく、送信する前に単語を削除したり、編集することに時間を使うことになり、場合によってはツイートすることを諦めることもありました。
より気軽にツイートができるようになった、ということです。
もともとが携帯電話のSMSの文字数をベースに140文字が設定されていたのですが、時代も変わったということでしょう。いや、変わるのは少し遅かったでしょうか。
テストの結果、140文字以上のツイートは5%、190文字を超えたツイートは2%でした。結果、タイムラインをご覧になっても現在のものと大きく変わることなく、タイムライン上には現在とあまり変わらない数のツイートが表示されることになります。
280文字になったからといって、長文ツイートが増えるというわけでもないようです。ツイートの文字数に余裕があると、ツイートの回数が増えたり、そもそもTwitterの利用時間も長くなったりするようです。これはTwitterにとっても良いことですね。
漢字を使用する日本、中国、韓国は280文字への拡大は対象ではないのですが、全く影響がないわけではありません。ひらがなや漢字は2バイトで1文字ですが、半角英数文字は1バイトです。そのため、半角英数文字は0.5文字と換算されるようで、例えば数字だけだと280文字の入力が可能です。