名古屋グランパス・小倉隆史監督を解任 〜後任はジュロブスキーコーチが内部昇格か

2016 08 23 1146

名古屋グランパス、ついに小倉隆史監督が解任とのことです。今シーズンからGM兼監督になっていた小倉隆史ですが、いきなりは荷が重かったのでしょうか‥‥クラブワーストとなる17試合連続勝ちなしといった記録を作ってしまいました。名古屋 小倉監督解任、GM職も休養…後任はジュロブスキーコーチという記事になっています。

J2降格圏16位に低迷する名古屋の小倉隆史監督(43)が解任されることが22日、分かった。23日に正式発表の予定で、J1クラブでは今季2人目の途中交代。

名古屋グランパスの久米社長は「絶対に代えません。逃げない。投げ出さない。諦めない」と宣言はしていましたが、ついにガマンできないところまできてしまったのでしょうか。

現状は16位のJ2降格圏。残り試合は8節で、15位のヴァンフォーレ甲府とは勝点7差あります。これまでの流れを考えると、これをひっくり返すのは簡単ではありません。

テコ入れのために、2016年8月1日に招聘されていたボスコ・ジュロブスキーコーチが、監督に内部昇格する見込みとのことです。2008年にはストイコビッチ監督からの指名でヘッドコーチに抜擢されていた人物で、チーム戦術では守備を担当していたということです。

今シーズンは失点が多く、漏れ伝えて聞こえてくるところによると、楢崎正剛から「チーム戦術の変更を提言」されるなど、守備の改善が急務だったようでもあり、そのためのジュロブスキーコーチだったと思いますが、今回のような事態(監督交代)も見据えていたのも間違いはないと思われます。

指導者経験のなかった小倉隆史を監督とGMに据えた、任命者の責任もあるかと思いますし、今回の監督交代という劇薬で、名古屋グランパスは残りの試合を立て直すことができるでしょうか。