ブログを書いて解雇

個人ブログが「やぶ蛇」に――ネット企業が社員を解雇という記事より。

解雇されたのは、カリフォルニア州サニーベル在住のウェブ開発者Joyce Park(35歳)だ。同氏は、個人的に書いていたBlog「Troutgirl」の内容が許容範囲を越えていると、30日に上司から告げられたという。また、最高経営責任者(CEO)Scott Sassaの決断だということ以外、解雇に関する説明は会社側から得られなかったと同氏は述べている。

ブログを転職活動に活用する、という事例はそろそろ出始めていると思いますが、逆にブログを書くことで職を失するというケースも登場しているようです。

過去には、Microsoftの契約社員が本社にAppleのコンピュータが配送されているところを写真にとって自分のBlogに掲載して解雇されているそうです。

解雇されたPark氏は、自分のBlog「Troutgirl」で、

・Friendsterの以前のサイトは処理が「遅かった」
・ソーシャルネットワークはもっと進化すべきだといった

といった内容のことを書いていたそうです。“書く”ことはリスクがあると、改めて思う次第。ついつい書きたくなってしまうのかもしれないけれど、対策としては極力仕事のことは書かない方が良いのかもしれませんね。

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