ロサンゼルス出張の際に搭乗したANAのB777が、念願の機内WiFiサービス「ANA WiFi Service」の使える機体だったので試してみました!(ずっと試してみたいと思っていたんです) 空の上でもインターネットするの? と思われるかもしれませんが、思った以上に普通に使えて、けっこう便利だと思ってしまいました。
ANAの機内WiFiサービス「ANA WiFi Service」とは?
ANA Wi-Fiサービスのご案内 [国際線]|空港・機内で[国際線]|ANAでは次のように説明されています。
フライト中もお持ちのスマートフォン、タブレット端末など、無線LAN接続可能な端末でインターネット、Eメール、SNSをご利用いただける機内インターネット接続サービス(有料)です。
やはり、国際線に長時間の搭乗をする際にメリットのあるサービスでしょうね。
対象便は、B777-300ERおよびB767-300ER(202席仕様)で運航する便で、運行状況によって機材が変わるので、事前に「ANA WiFi Service」に対応している飛行機に搭乗できるかどうかは分かりません。対応していればラッキーです。
2015年7月末現在の装備機数は、B777-300ER 16機、B767-300ER 9機となっています。
ANAの機内WiFiサービス「ANA WiFi Service」の料金プラン
「ANA WiFi Service」の料金プランは時間制で、使用する時間によって次のようになっています。
・30分プラン 4.95ドル(15MBまで)
・1時間プラン 8.95ドル(30MBまで)
・フルフライトプラン 19.95ドル(100MBまで)
もちろん使用する時間によって料金が違うのですが、それぞれの制限時間の中でもデータ通信量の上限があるということに注意しましょう。
ちなみに最初に15分間の無料試用ができますので「ANA WiFi Service」がどんな感じで使えるのかテストすることができます(アカウントの登録は必要です)。
※B787-9(215席仕様)で運航する便 および B787-8(240席仕様)で運航する一部の便を対象とした「ANA WiFi Service 2」もあります。
ANAの機内WiFiサービス「ANA WiFi Service」の使い方
実際に「ANA WiFi Service」のユーザー登録から使うところをご紹介します。
iPhoneの場合は機内モードの状態で、WiFiだけオンにします。そこで「OnAir」をタップします。「OnAir」が機内WiFiサービスです。
この状態でSafariから適当なページを開くと「ANA WiFi Service」のページが表示されます。ここで料金プランを選択するか、15分無料を選択します。
「ANA WiFi Service」の使用には、ユーザー登録が必要です(メールアドレスとパスワード程度)。
ちなみに、ニュースはいつでも無料で閲覧することができます。
15分無料使用の後などに、課金する時は料金プランを選択すると次のような画面になります。
ぼくは今回は「フルフライトプラン」にしてみました。これで離陸直後から着陸直前まで、インターネットを使用することができます(データ通信量の上限は100MB)。
ANAの機内WiFiサービス「ANA WiFi Service」使用感は?
最終的に、データ通信量は約80MBを使いました。
どんなことをしていたかというと、主にTwitter、Facebookへの投稿、LINEでのメッセージのやり取り、そしてブログの投稿です。スピードは決して速くはありませんが(約100Kbpsくらい)、画像付きのSNSへの投稿くらいであれば問題はないと思います。
次のような記事も書いていますので、参考にしてください。
▼ANAの機内インターネットサービス(ANA WiFi Service)を使って空からブログを更新してみる!
▼【ANA】機内インターネット(ANA WiFi Service)の通信速度は?計測してみた!
どのプランにするか迷う人もいるかもしれませんが、わざわざ飛行機に乗って空の上でインターネットを利用したいというような人は、20ドルのフルフライトプラン一択かな、という気もします。
速度は速くはありませんが、地上にいる時と同じような感覚でソーシャルメディアを使えるので、飛行機の機内でも同じような環境を保ちたいという人にはANAの機内WiFiサービス「ANA WiFi Service」はオススメです。