偶然の写り込みした写真がFacebookに掲載され顔認識されるのを防ぐ幾何学模様のメガネ

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Facebookの顔認識機能は恐ろしいですよね。写真をアップロードすると、自動でタグ付けまでしてくれます。たまたま写り込んでしまった写真がネットにアップロードされ、個人が特定される‥‥なんていう未来もすぐそこかもしれません。そういう事態を防ぐために、福井県鯖江市でプライバシーを守るメガネが開発されました。プライバシー守るメガネ開発 福井・鯖江という記事になっていました。

このメガネは国立情報学研究所が世界的な眼鏡の産地である福井県鯖江市のメーカーと共同で開発したもので、レンズの表面に白い線で幾何学模様が描かれています。

画像検索や動画検索が進化すると、過去の写真や動画に対しても「顔」の検索できるようになる可能性があり、思わぬ写真や動画が発掘される可能性はありますね。恐ろしいです。ぼくもネットでは顔出しをしていないのですが、どこかで写り込んでいる可能性は否定できません。

コンピューターのスキャン機能は光が当たることで鼻の周りが明るく、目の周りが暗く写る特徴を利用して一人一人の顔の違いを認識しますが、この眼鏡をかけるとレンズ表面の白い線が光を反射するため、目の周りも明るくなって顔を認識できなくなる

プライバシーを守るメガネをかけていると、顔認識ができなくなるということですが、幾何学模様の描かれたメガネをずっとかけているのも、あまり現実的ではないような気もしますね。普通にサングラスだとダメなんでしょうか。

ネットでは顔認識されなくなるけど、街での認識率が高まりそうなメガネです。