さいとう・たかを「ブレイクダウン」出版社がコンビニ版で400ページ間引きし意味不明に

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さいとう・たかを氏がリイド社の雑誌で連載した小惑星の地球衝突を描いた「ブレイクダウン」というマンガで、出版社がコンビニ版を出す際に無断で400ページも間引きしていたことが明らかになりました。さいとうさん漫画、無断「間引き」され意味不明という記事になっていました。

本来は計約1400ページの長編で、コンビニ向けに5万部を再出版する際、著作権を持つさいとう・プロダクション(中野区)に無断で400ページを省いたという。

本来は1,400ページあったものが1,000ページに間引かれてしまったそうです。原作の約1/3が無くなってしまったとになりますが、どうしてそんなことをしたのか‥‥。

コンビニ版は上下巻で1,000ページということで、ページ数に制限があったのだろうと推測できますが、それにしても作者に無断で、というのはあり得ない話です。

この結果、下巻の冒頭から何の説明もなく新しい人物が登場したり、主要な人物が姿を消したりして意味が通じなくなっていた。

リイド社が意味不明な作業をしてしまったということで、さいとう・たかを氏側に謝罪し、間引いた分を無料公開するということです。

ちなみに、リイド社 – Wikipediaによると、劇画製作スタジオ「さいとう・プロダクション」の出版事業部がスピンオフして創業したのだそうですよ。身内のような存在の気がしますが。

それにしても「ブレイクダウン」という作品は初めて知ったのですが、是非とも読んでみたくなりました。

Kindle版がありますね!