高校女子のバスケット大会で、161-2という大差で勝利したチームに対して連盟が激怒し、コーチに対して出場停止の処分を下したことがニュースになっていました。【海外発!Breaking News】“161-2”のスコアに高校女子バスケ連盟激怒。勝利チームのコーチが出場停止に。(米)という記事です。
対戦相手は近隣の町にある「ブルーミントン高校」であった。試合開始直後から2チームの選手の実力差は歴然としており、その結果スコアは161-2。史上まれにみる大差での惨敗にブルーミントン高校は大恥をかき、主催者である連盟も激怒。
ただ単に大差だったというだけでなく、コーチが終始コートサイドに立ち、選手たちに檄を飛ばし、相手に強いプレッシャーを与える「オールコートプレス」のスタイルを取ったことが問題視されているようです。「相手チームに対する敬意に欠けている」と判断されることになったようです。
「オールコートプレス」とは何なのか?
オールコートプレスとは – コトバンクによると次のように説明されています。
バスケットボールで、相手の攻撃に対して、常にプレッシャーをかける、積極的なディフェンスのスタイル。
弱いチームがプレッシャーをかけ続けられると、きっと何もできなくなつてしまうのでしょうね。
コーチは「むやみに得点を稼ぎ、相手に恥をかかせてやろうなんて悪意はありませんでした」とコメントしています。もし、手加減されたとしたら、相手チームはどう感じるでしょうか。
息子のサッカー少年団の試合でも、10-1とかあるのですが、およそサッカーらしくない点数ですが、そこから這い上がりたいという子供たちの気持ちを大事にしてあげたいな、と、ぼくなら思いますが。
「ブルーミントン高校は大恥をかき、主催者である連盟も激怒」ということなのですが、連盟にブルーミントン高校の関係者でもいたのでは、と思わず勘ぐってしまいたくなります。公平な試合の結果ならば、大差でも仕方ないのではないでしょうか。
ちなみに、サッカーでは149-0という異常な試合があったということですが、これは全てオウンゴールだったそうです。詳しくはASアデマ 149-0 SOレミルヌ – Wikipediaにて。国際試合ではオーストラリア 31-0 アメリカ領サモア – Wikipediaがあります。
野球は野球で野球の不文律 – Wikipediaがあり「大差(概ね6点以上)でリードしている攻撃側は6回以降で、カウント3ボール-0ストライクから打ちにいってはいけない」といったものがあるようですね。
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