dysonの新製品発表会に参加してきました。ジェームズ・ダイソンが来日し、発表したのは、ロボット掃除機「dyson 360 eye」でした。単なるロボット掃除機ではなく、360度カメラを搭載、WiFiでスマートフォンアプリと連携するなど、非常に未来を感じられる掃除機でした。発表を聞きながら、個人的に「おおお!」となった部分をご紹介します。
ちなみに、発表前の会場にはこのような映像が投影されていたのですが、これは従来型のロボット掃除機の軌跡だということが、後から分かりました。
360°ビジョンシステム
赤外線センサーと連動する360°パノラマカメラを搭載。周囲の環境をマッピングしていく。
螺旋状に掃除
同じところを掃除しないように、螺旋状に動く。これが従来型のロボット掃除機だとランダムに動くところで、ダイソンの「dyson 360 eye」との大きな違いの一つとなっています。
ダイソン デジタル モーターV2の強力な吸引
ダイソン製品ならではの強力な吸引力。
さらにサイクロン技術により、ゴミと空気も分離。
本体幅と同じ幅のブラシバー
本体と同じ幅のブラシバーによって、部屋の隅々まで掃除が可能。従来タイプのロボット掃除機のサイドブラシは、ダイソンではゴミをかき出すのではなく、撒き散らすという見解とのことです。
ベルト駆動式転輪
キャタピラを採用したことにより、凸凹を難なく乗り越えます。
スマホアプリとの連携
個人的に、最もそそられたポイントがWiFi経由でのスマートフォンアプリとの連携です(iOS/Androidに対応)。掃除のルーティンを設定したり、どのように掃除したかを後で見たり、リモートで掃除を指示するといったことが可能なのだとか。もしかして、カメラの映像も見られるようになっちゃったりするんじゃないの!? とか勝手な妄想まで膨らんでしまいました。
他社製品と吸引力を比較
他社製品と「dyson 360 eye」との吸引力の比較が行われました。
隙間からの吸引力、一目瞭然ですね。
「dyson 360 eye」掃除機に未来を感じた!
実際にデモンストレーションも見たのですが、とにかくアプリで操作できるという点には素晴らしく未来を感じました。WiFiでアップデートが可能という話があったのですが、あれは果たしてアプリのアップデートだったのか、それとも「dyson 360 eye」本体のアップデートだったのか、興味のあるところです。
いずれにせよ、ネット経由でアップデートする掃除機、というのは、掃除機らしからぬ発想で素晴らしいです。
チョコチョコと動いている様子は、テントウムシにも見えました。幅は狭いのですが、高さがあるので、例えば低いソファの下に入り込むことは苦手です。ただ、それを差し引いても、吸引力も含めて、このロボット掃除機ならではの魅力があり、手元に置きたいと思わされるものがありました。
「dyson 360 eye」は一つのアプリに4台登録が可能とのことなので、1階と2階に置いてそれぞれコントロールするということもできます。休日に仕事場をリモートで掃除したり、外出している時に自宅をリモートで掃除させる、ということも可能です。
掃除のスケジュールを組み立てることもできます。気になる駆動時間は20-30分と仕様ではなっているのですが、現場の話だともう少し持つだろうとのことでした。
ちゃんと掃除ができたかどうか、軌跡を確認することもできます。
さらにアプリのアップデートで、どんなことが可能になるのか。最初にも書きましたが、カメラを使った何かができるようになると面白いと思うのですが、そういう機能は予め盛り込まれていたりするのでしょうか。
手元に置いてしっかりと試してみたいロボット掃除機の「dyson 360 eye」ですが、発売日・価格は未定ながら、製品モニターの募集がスタートしていますので、ぼくもしっかりと申し込みしたいと思います!
「dyson 360 eye」デモンストレーションの動画
各種のデモンストレーションが行われました。その様子を動画で収めてきたのでご紹介します。