飲料を過度に冷やすと、注いだ瞬間やパッケージを開けた瞬間に凍る現象があります。それを「過冷却」と言います。見る見る間に凍っていくので驚きますが、その現象を利用した「三ツ矢フリージングサイダー」が発売開始となっています! これは是非とも一度は飲んでおきたいですね!
「三ツ矢フリージングサイダー」は2014年6月4日よりセブンイレブンで先行販売されています。凍る直前のマイナス5℃まで冷やした三ツ矢サイダーを提供するため、24時間程度の予備冷蔵と、専用冷蔵庫を用いた12時間程度の冷却が必要になるそうです。
ボトル上部から中味が凍っていく「フリージング現象」を楽しんでもらうために、ラベル上部を半透明にしたほか、マイナス5℃の温度帯で白色から青色に変化する示温シール付ラベルを採用しているそうです。
提供するまでに時間がかかるので、店によっては売り切れている予感がしますね。そんなに大量に供給できるものなのでしょうか?
どんな風になるのかは、実際に動画で見て頂くのが良いですね。
さて、過冷却とはどういう現象なのか?
たとえば水を冷却してゆくとその融点である0℃で凍るのであるが、ごくゆっくりと温度を下げてゆくとより低温の水が得られる場合がある。その状態が過冷却にあたる。
過冷却状態にある水に、何らかの刺激を与えると、急速に結晶化します。つまり、凍り出すという訳ですが、この原理が「三ツ矢フリージングサイダー」では使われています。
この過冷却を利用した日本酒が築地で呑めまして、注ぐと凍るのですが、これがまた飲み口がよろしくて、クイクイいってしまうのですが、人生最短の30分で記憶がなくなりました。
それはさておき、過去にはかき混ぜると凍結「ふんわり牛乳」なんていう商品があったり、ぼく自身がカナダの冷蔵庫で過冷却を体験したりしたことがあります。