浦和レッズの淵田社長が、差別的横断幕を掲出したサポーターに関して、今後、訴訟を検討していることを明かしたそうです。浦和社長 サポの前で決意表明「皆さんと生まれ変わりたい」という記事になっていました。
試合後には取材に応じ、差別撲滅の宣誓書に6438人のサポーターがこの日署名したことと、差別的横断幕を掲出した3人への訴訟を検討していることを明かした。
当初は、当該サポーターに訴訟はしない、という風に話が伝わっていたのですが、どうも風向きが変わってきたのでしょうか。
浦和淵田社長「横断幕徐々に解禁へ」によると、訴訟に関して「する、しないをこれから話し合うことになると思う」と語ったそうで、少しニュアンスは違うのですが、いずれにせよ「訴訟しない」と決まっている訳ではないようです。今後、訴訟に関して検討する、という状態なのですね。
これだけクラブに損害を与えてしまった訳ですし、大きな影響を考えると、訴訟もやむなしと考える人もいるかもしれませんし、こうした態度を表明することが、抑止力に繋がるという見方もできます。
クラブを愛している、熱烈なサポーターであると本人が言ったとしても、思っていたとしても、越えてはいけない一線がある、ということですね。