ソフトバンクが分割払い6万件超を誤って滞納扱い、クレジット審査等に影響。半年公表せず – Engadget Japaneseという記事がありました。これ、該当していたらけっこう大変なことですね。
ソフトバンクモバイルは、スマートフォンやタブレット端末を分割払いで購入する際の支払い状況について、6万3133件ものユーザー信用情報を誤登録し、きちんと支払っているにも関わらず、信用情報照会機関に未払いの滞納者と登録していました。
割賦で購入することのリスクはこういうところにあるのだな、と改めて実感しましたが、それにしても支払っているものを支払っていないとし、さらに半年間も公表しなかったというのはひどい‥‥。
ユーザーによって状況は異なりますが、最大で3カ月分、支払いが滞っているとして、クレジットカードやローンの審査に落ちた可能性があります。
住宅ローンとか、大きな買い物だったりしたら大事だと思うのですが。実際に信用情報の紹介があったのは1万6827件だそうです。原因は「ソフトバンク内部の人為的な設定ミス」ということです。
9月30日のソフトバンクの冬春モデル発表会では、孫正義社長が自らプレゼンテーションを行いました。この中で孫社長は、総務省に報告すべき通信の重大な事故は850日以上ない、と強くアピールしています。
最近、孫社長のTwitterも静かなんですけど、不信感が募ってしまうのも止むを得ないでしょうか。都合が悪くなるとダンマリ‥‥に見えてしまいます。
■関連記事
▼「割賦代を支払った」のに未入金扱い、ソフトバンクが誤処理 – ケータイ Watch
同社によれば、経産省には2013年3月末に報告を行ったとのこと。また、対象ユーザーに対して8月~9月にかけてお詫び状を発送。その後、念のため、データを再精査したところ、さらに誤登録のデータ1045件が見つかった。追加で見つかったデータの対象ユーザーには10月1日午前にまずはメールで、当該者であることを通知して、今後、順次お詫び状を発送する予定とのこと。
▼【追記あり】ソフトバンクモバイルが顧客を信用情報機関に「滞納」と誤登録6万件、クレジット契約に影響も半年以上公表せず | BUZZAP!(バザップ!)
これはソフトバンクモバイルのシステムの不具合によるもので、2009年~2013年8月までの誤登録期間中に信用情報機関および提携個人信用情報機関「全国銀行個人信用情報センター」の加盟会員会社と、クレジット契約の申し込みなど、信用情報を用いて取引していた場合には、取引に影響が生じた可能性があるとのこと。