ロンドンにクルマを溶かすビルが出現して話題に → 凹面の側面が原因

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ロンドンに、クルマを溶かすビルが出現してしまったそうです。ビルがクルマを溶かす!? なにそれ!? と思ったのですが、どうやらビルの側面が凹面になり、反射光が集中して一部が高温になってしまっているのだとか。

ガラス張りで凹面…「車溶かすビル」が波紋 ロンドン、反射光でという記事になっていました。

英メディアによると、事件が起きたのは先月末。ビル周辺に愛車を止めた会社幹部の男性が約1時間後に戻ると、サイドミラーなどが熱で変形し、ぼろぼろになっていた。

ガラス張りのビルは、側面がなだらかな凹面になっている部分があり、これが集光装置の役目を果たしてしまい、一部が高温になり、クルマが溶ける、商店入口のカーペットが焦げるといった被害が出ているのだとか。

Walkie Talkie melted my Jag! London's Fenchurch Street skyscraper melts businessman's car | Mail Onlineという記事で写真入りで伝えられているのですが、確かに溶けてますね‥‥どんだけ高温になっているんですか。

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このまま放っておけば、間違いなく火事になってしまうと思いますが、ビルは2014年に完成予定ということで、解決策が検討されているということです。

他の写真を見ると、本当に一部分だけ明るいということがよく分かります。これだけ光を集めるのであれば、何か他のことにも使えそうですが、どんな対策が施されるのでしょうね。