Apple四半期決算、売上・純利益とも過去最高に(日本での売上高は2.5倍に)

2012 01 26 1017

Appleが、2011年12月31日を末日とする四半期決算を発表しましたが、過去最高となる売上・純利益を記録したそうです。また、iPhone、iPad、Macの販売台数も記録を更新しています。

売上高は過去最高の463億3,000万ドル、純利益も過去最高の130億6,000万ドル、希薄化後の1株当り利益は13.87ドルとなっています。

前年同期は売上高が267億4,000万ドル、純利益が60億ドル、希薄化後の1株当り利益が6.43ドルでした。純利益が倍増していますね。

ちなみに130億ドルの純利益って、つまりは1兆円の純利益ってことです。恐ろしいですね。

iPhoneの販売台数は37,040,000台、前年同期に比べ128%増、iPadの販売台数は15,430,000台、前年同期に比べ111%増、Macの販売台数は5,200,000台、前年同期に比べ26%増となりました。

iPodの販売台数は15,400,000台、iPodのみ前年同期と比べ21%減となりました。

Apple CEOのティム・クックは次のようにコメントしています。

「突出した業績とiPhone、iPadそしてMacの空前の販売台数に身震いしています。Appleの勢いは信じられないほど強く、現在も素晴らしい新製品をいくつか開発中です。」

CFOのピーター・オッペンハイマーは「10-12月期は、175億ドルの営業キャッシュフローを生み出すことができ、これほど嬉しいことはありません」とコメントしています。

日本ではKDDI(au)がアイフォーンの取り扱いを始めた効果で売上高が前年同期比約2・5倍に急増」しています。

この四半期決算が好感され「25日、時価総額で石油大手エクソンモービルを抜き、再び世界一」になっています。

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