Appleが、2011年12月31日を末日とする四半期決算を発表しましたが、過去最高となる売上・純利益を記録したそうです。また、iPhone、iPad、Macの販売台数も記録を更新しています。
売上高は過去最高の463億3,000万ドル、純利益も過去最高の130億6,000万ドル、希薄化後の1株当り利益は13.87ドルとなっています。
前年同期は売上高が267億4,000万ドル、純利益が60億ドル、希薄化後の1株当り利益が6.43ドルでした。純利益が倍増していますね。
ちなみに130億ドルの純利益って、つまりは1兆円の純利益ってことです。恐ろしいですね。
iPhoneの販売台数は37,040,000台、前年同期に比べ128%増、iPadの販売台数は15,430,000台、前年同期に比べ111%増、Macの販売台数は5,200,000台、前年同期に比べ26%増となりました。
iPodの販売台数は15,400,000台、iPodのみ前年同期と比べ21%減となりました。
Apple CEOのティム・クックは次のようにコメントしています。
「突出した業績とiPhone、iPadそしてMacの空前の販売台数に身震いしています。Appleの勢いは信じられないほど強く、現在も素晴らしい新製品をいくつか開発中です。」
CFOのピーター・オッペンハイマーは「10-12月期は、175億ドルの営業キャッシュフローを生み出すことができ、これほど嬉しいことはありません」とコメントしています。
「日本ではKDDI(au)がアイフォーンの取り扱いを始めた効果で売上高が前年同期比約2・5倍に急増」しています。
この四半期決算が好感され「25日、時価総額で石油大手エクソンモービルを抜き、再び世界一」になっています。
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米Appleは24日、2012年度第1四半期(2011年10月~12月)の決算を発表した。売上高は463億3000万ドル(約3兆6000億円)、純利益は130億6000万ドル(約1兆円)で、いずれも過去最高を記録した。
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売上高を地域別で見ると、アメリカが92%増の177億1400万ドル、欧州が55%増の112億2500万ドル、前期はiPhone 4S待ちの買い控えで21%減だった日本は148%増の35億5000万ドル、アジア太平洋地域が54%増の76億9700万ドル、直営店経由が59%増の61億1600万ドルだった。
携帯プレーヤー「iPod」は21%減の1539万7000台だったが、携帯ゲーム機として使われている「iPodタッチ」が半数以上を占め、依然として存在感を保っている。
ティム・クック最高経営責任者(CEO)は声明で「アップルの勢いは信じられないほど力強い。驚くような新製品も用意している」と述べた。
製品別では、アイフォーンの販売台数が3704万台となり、過去最高を更新。タブレット端末「iPad(アイパッド)」は1543万台を記録。パソコン「マック」も519万台でいずれも過去最高となった。
米電子機器大手アップルが24日発表した2011年10~12月期決算は、スマートフォン(高機能携帯電話)の「iPhone(アイフォーン)」などの年末商戦が好調に推移し、売上高が前年同期比73%増の463億3300万ドル(約3兆6000億円)だった。