ユニクロがFacebookと連動したファッションコミュニティサイト「UNIQLOOKS」を公開したのですが、柳井正会長は「責任を取れる情報をお互いに交換するということ」と、Facebookが実名制を敷いていることをメリットと捉えています。
ユニクロがこれまでのUNIQLOCKやUNIQLO CALENDAR、UNIQLO LUCKY LINEなどで得たノウハウをつぎ込み、ソーシャルな関係性、リアルタイムな反応、そしてグローバルなコミュニケーションに取り組んだ最新のウェブマーケティング施策だ。
ユーザ数でいえばミクシィ、グリー、ツイッターの方が多い訳ですが、なぜFacebookだったかといえば「世界最大のコミュニティがそこにはある。どうせお店を出すなら世界最大の市場がいい」ということがまず一点。
そして「特に日本ではそうだが、インターネットの匿名制は信用できないと思う。本当に参加したとはいえない」という理由があったということです。
そう言ってしまえば確かにそうなのですが、ユニクロもツイッターを利用した施策などをしていますからね。
Facebookを選択した理由を「どうせお店を出すなら世界最大の市場がいい」というところに留めなかったのは“匿名”に対して、柳井正会長自身が本当に抵抗があるのだな、と感じました。
さい、 公開された「UNIQLOOKS」の方ですが、ユニクロの衣料を利用したショーケース、になっているようですね。
着用している衣料が、そのままオンラインストアで見られるようになっています。
また、みている人が「Like」を付けたり、コメントができるようになっています。
確かに荒れている雰囲気はないですが、Facebookのユーザ数が1,000万人、2,000万人と増えていくと、どうなるでしょうか。