西原理恵子原作の「毎日かあさん」が、なんと実写映画化されることになりました。気になる配役ですが、母親役を小泉今日子、父親役を永瀬正敏の元夫婦が演じます。
小泉今日子&永瀬正敏“元夫婦”が夫婦役によれば、渡瀬恒彦と故大原麗子さん、明石家さんまと大竹しのぶのように離婚後に共演したケースはあるものの、離婚後に夫婦役は初のようです。
どんな心境なのかと思いきや‥‥
関係者が「もともと芸を追求すべく別々の道を歩む決心をした2人」と話す通り小泉は「時が過ぎたといいますか、同業として戦える日が来た」と意欲。永瀬も「以前から“いつかまた同じ現場に立てるといいね”と彼女と話していたことが実現することをうれしく思います」とコメント。
二人ともやる気満々のようです。
くしくも一度離婚したのち復縁する設定で、結婚生活や別離の描写も盛り込まれる予定。小泉は「いろいろあった私たちだからこそできることがあるはず」と力強い。
この映画がきっかけで復縁‥‥はないでしょうかね?
キョンキョン&永瀬、元夫婦が夫婦役…「毎日かあさん」実写映画化によれば、シリーズ累計150万部を突破するベストセラーです。
映画化の企画は約2年前に立ち上がり、脚本が完成した昨年半ば「西原さんと同年代で、圧倒的な存在感がある」と小泉に主演をオファーした。その後、夫の鴨志田さん役を検討したところ、スタッフの全会一致で、写真家としても作品を発表している永瀬が挙がった。
「聞かずにあきらめることはできない」と小泉今日子側に打診したところ「(共演は)大丈夫です」となり、永瀬正敏も驚いたものの、話を聞いて快諾となったそうです。
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映画は既存コミック6巻のうち4巻の「出戻り編」を中心に、夫妻の結婚生活から、夫がアルコール依存症になり離婚、さらに、がんに冒された夫を再び家に迎えて最期を看取るまでを描く。
9年の結婚生活を送ったあうんの呼吸がスクリーンに映し出されそうだ。39歳の小林聖太郎監督がメガホンを執り、公開は来年新春を予定している。
西原さんは、自身の分身を演じる小泉に「お互い、いろんなことがあった同世代の女性なので、上手にやってくれるのでは」。07年に死別したカメラマンの夫、鴨志田穣さん(享年42)役の永瀬にも「鴨ちゃんっぽい人ですよね。雰囲気が。『どのツラ下げて帰ってきたんだい感』みたいのが、映画の中でバッチリ出ると思います(笑)」と期待を寄せた。