大変だ!100年後、桜は開花せず?という記事より。
このまま地球温暖化が進めば、100年後には東日本以西の太平洋側で桜(ソメイヨシノ)が開花しなくなる―。気象情報会社のウェザーニューズ(東京)が今後の気温上昇と桜の開花状況をシミュレーションしたところ、最悪パターンとしてこんな結論が導き出された。
このまま地球温暖化が進んでいくと、100年後には東日本より西の太平洋側で桜(ソメイヨシノ)が開花しなくなるというシミュレーションの結果が、ウェザーニューズより出されたそうです。
気温が上昇すると、開花に必要な冬の寒さがなくなってしまう、というのが理由だそうです。
最大7度上がるパターンでは、花芽(つぼみになる芽)が目覚める「休眠打破」に必要な冬の寒さが次第になくなり、植生が変化。今から35年後の2044年に早くも八丈島で咲かなくなり、74年に鹿児島、81年に和歌山、87年に宮崎、98年に静岡、2107年に愛媛、2109年に東京と、開花しない地域が広がっていくという。
さすがに平均気温が7度も上昇するというのは想像しにくいのですが、可能性はゼロではないですからね。夏とか平気で40度を超しちゃうのかな‥‥。
咲く地域でも、開花時期は西日本から関東、東北にかけては2月下旬から3月上中旬、北海道でも3月下旬と、現在より1カ月早くなり、開花から見ごろを迎えるまでの日数が長くなる。
桜といえば4月の花というイメージがありますが、平均気温が上がれば、それだけ開花する時期も早まるというのは必然。
お天気キャスターの森田正光氏も「10年ほど前から開花時期が早まっている変化を肌で感じてきた。この推測は十分あり得る」とコメントしています。