一茶の2句を新たに発見という記事より。
江戸時代の俳人小林一茶(1763―1827年)の、これまで知られていなかった俳句2句が記された「句日記」の一部が、11日までに新たに見つかった。
小林一茶の新しい句が、2句見つかったそうです。小林一茶は1827年に亡くなっているので、約200年ぶりに見つかったことになりますね。すごい。
出身地の長野県信濃町の町立一茶記念館に、句日記が張られた掛け軸が県内の骨董店から持ち込まれ、筆跡鑑定などで一茶自筆のものと判定した。
「句日記」が張られた掛け軸が骨董店から持ち込まれ、筆跡鑑定で真筆だと鑑定されたそうです。
見つかったのは次の2句です。
・菜の虫ハ化して飛けり朝の月
・羽根生へてな虫ハとぶぞ引がへる
物語のイメージを詠んだとみられるそうです。
句日記は2ページで、1ページは縦9センチ、横20センチ。1808年4月2日のものと推定される。
それにしても約2万句が明らかになっているそうで、大変な数ですね。