北朝鮮“飛翔体”誤報の関連記事

北朝鮮から“飛翔体”が打ち上げられたという誤報がありました。昼過ぎにニュース速報で伝えられたのですが、すぐに誤りだったと否定されました。それに関連する記事をまとめておきます。

政府、迎撃準備も“飛翔体”で誤報

1分後の同17分、航空総隊司令部は「FPS5」が目標を失い、早期警戒衛星情報も発射を示していないことを中央指揮所に通報。官邸は同21分に発表を訂正。防衛省幹部は「一報があったため、官邸に至急連絡した。早期警戒情報をきちんと確認すべきだった」としている。

防衛省が「米衛星も発射認知」と誤伝達

航空総隊司令部は同16分、空自レーダーと米早期警戒衛星が発射を探知したと防衛省の中央指揮所に報告。担当者が「発射」を専用回線でアナウンスした。官邸で音声をモニターした防衛省連絡官が官邸危機管理センターに伝達し、報道機関や地方自治体に誤情報が駆けめぐった。

北朝鮮ミサイル発射と政府誤発表

迎撃態勢では、航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を秋田、岩手両県に配備。海上配備型の迎撃ミサイル(SM3)を搭載した海上自衛隊のイージス艦2隻が日本海、弾道を追うイージス艦1隻が太平洋にそれぞれ展開している。

「前のめりになった」防衛省…不手際を平謝り

浜田防衛相は午後5時20分ごろ、防衛省本館の玄関で取材に応じ、「早く国民に伝えようと前のめりになった」と誤報の原因を説明。

日本の発射誤情報に韓国、中国もつられた

韓国の聯合ニュースは、日本メディアの速報を引用して「北朝鮮が長距離ロケットを発射」と報道したが、約10分後に「間違いだった」と伝えた。中国の国営通信、新華社も発射を速報し、約6分後に訂正した。

ミサイル発射発表…直後に訂正 政府もドタバタ

北朝鮮は3月12日、国際海事機関(IMO)に4月4―8日の午前11―午後4時に発射すると通告。3月25日には発射台に「テポドン2号」とみられるミサイルの設置が確認されるなど準備を進めている。

河村官房長官「今日の発射はないだろう」

河村建夫官房長官は4日午後4時10分、北朝鮮による長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の改良型とみられる飛翔体の発射計画について、「これ以降の発射はないだろう」と述べ、4日の発射はないとの見通しを示した。

北朝鮮「ミサイル発射」と政府が誤発表

政府は午後零時16分に「北朝鮮から飛翔(ひしょう)体が発射されたもよう」と発表したが、5分後に「誤探知だった」と訂正した。

日本の誤情報、世界のメディアが打電

英ロイター通信は、日本政府が同日午後零時16分に発表した直後に速報。約5分後「日本政府によると発射情報は誤り」と訂正した。

“失態”の防衛省「不手際おわび」と平謝り

「誤報」の経緯を説明した幹部は、情報の伝達経路をめぐり話が二転三転。記者から何度も詳しい説明を求められたが、「確認していない」「申し上げるのは難しい」などとあいまいな答えに終始した。