浦和フィンケ監督V奪還のカギは英語力という記事より。
浦和が「英語漬け」でV奪還のシーズンに挑む。チーム始動2日目の13日、さいたま市内のグラウンドで約1時間半練習。フォルカー・フィンケ新監督(60)は堪能な英語で次々と指示を飛ばす。ミニゲーム開始前には、ルールを細かく説明した。
浦和レッズが始動した訳ですが、なんと練習中の公用語(?)は英語だそうです。
フィンケ監督はミニゲームでも「2タッチ以内でのパス回し」「最前線の選手にボールを入れて後方から押し上げ」といった指示を英語で出しているのだとか。
理解できずになかなかピッチに散れない選手を、同監督は指示した位置まで突き飛ばしてみせた。
コミュニケーション取れる取れないとか以前の問題になっちゃう訳ですが、選手は超集中して監督の声に耳を傾けるのでしょうね。
MF林が「ジェスチャーで何となく分かったけれど、もっと勉強しなければ」と自覚すれば、DF野田も「通信教育を受けようかなと思ってます」と頭をかく。
若手は戸惑っていますが、ここで力を発揮したのが海外経験もある高原。「戸惑う若手にアドバイスし、練習を引っ張り」したそうです。
ゴールが裏に向けるという変則的な練習をしているようですが、ポンテは「ドイツ人(監督)がする練習は経験している。(日本人選手は)最初は驚くかもしれないが、僕は驚かないよ」と話しています。
大半の選手が理解できずフリーズ状態にもなっていますが、数週間もすれば基本的な会話はできるようになるのでしょう。英語で練習がこなせるようになれば、また違った自信も生まれるでしょうし、外国籍のチームメイトやコーチ陣もコミュニケーションが深まりそうです。
浦和若返る!左SBに18歳永田という、ちょっとワクワクするような記事もありました。
「(けがで離脱中の)三都主はいつ戻ってくるか分からないが、昨日(12日)の練習で左SBの若手の先発候補が出てきた。楽しみ」
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相川市長は左足負傷で戦線離脱中のMF三都主についても、「いつ戻ってくるんだ」と鋭いツッコミを入れた。MF相馬の退団も発表され、左サイドは手薄。それでもフィンケ監督は「すでに若手で候補が出た」と注目発言。
さいたま市の相川宗一市長(66)が「強くて品格もあるチームをつくってほしい」と述べたのに対し「若手の成長を楽しみにしてほしい。昨季結果を残せなかった選手も、問題を分析していいパフォーマンスを見せられるようにしたい」と力強く答えた。
MF林勇介は「監督のサッカーを理解して、しっかりアピールしていこうと思います」と気合十分。チームは16日から宮崎でキャンプインする。