東芝、富士通のHDD事業買収を検討

東芝、富士通からHDD事業買収検討という記事より。

東芝が、パソコンなどの記憶装置として使われる富士通のハードディスク駆動装置(HDD)事業の買収を検討していることが14日、分かった。買収総額は数百億円規模になるとみられる。

東芝が富士通からHDD事業を買収することを検討している、というニュースです。東芝はさらなるHDD事業の拡大を狙い、富士通としては赤字となっているHDD事業の売却、というところで利害が一致しているようです。

世界的な景気の落ち込みで、国内の電機大手は急速に業績が悪化し、事業の選別を迫られており、今後、業界再編の動きが活発化しそうだ。

本当に、あちらこちらでこういう話が聞かれますね。自動車メーカーは次々にモータースポーツから撤退したりとか。

東芝は、富士通のフィリピンとタイ工場を買収する方向ということです。

HDD事業の買収により、データ記憶装置事業が強化でき、米国や韓国などの大手メーカーとの競争で優位に立てる態勢が整う」というアナリストの分析も。

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