萩原さん@ニールセン・オンラインが、日経産業新聞「ネット・メディア」面で連載中のコラムを、専用ブログ日経産業新聞連載コラム「深読み・先読み」で公開しています。
新聞の記事はサイトに転載されない場合もありますし、掲載されても時間の経過と共に消えてしまうこともあるので、こうしてアーカイブとして読めるとありがたいです。
現在は以下のコラムを読むことが可能です。
広告分野の米有力業界誌「アドバタイジング・エイジ」が、2008年の「マーケター・オブ・ザ・イヤー」に米民主党大統領候補のバラク・オバマ氏を選出した。iPhone 3Gで素晴らしいマーケティングを見せつけた2位のアップルに大差をつけての選出だ。このイベントは政治家に媚を売るようなキワモノではない。なにしろ07年は Wii と DS で世界を席巻した任天堂が、06年は米国市場で大きくシェアを伸ばしたトヨタが受賞者だった。
▼第2回 <「世論調査」の死角> 抜け落ちた声はネットにあり
就任早々の衆議院解散を麻生首相があきらめた背景には、新聞社の世論調査で支持率の伸びないことや、自民党独自に実施した世論調査を分析した結果といわれている。トップが調査データに基づいて重要判断を下すという行動は、私のようなリサーチを生業とする立場からすれば望ましいことには違いないのだが、実は喜んでばかりもいられない。
▼第3回 <「ミシュランに異議」の背景> 評価基準は顧客満足
今年も「ミシュランガイド東京」がやってくる。2009年版は今週金曜日の発売だ。昨年の大騒ぎでは2つの反応がみられた。ひとつは掲載店に予約が殺到したこと、これは予想できた。意外だったのは、想像以上の数の「評価に疑問」という意見が、プロ・アマ問わずネット空間で発信されたことだ。私にはそれが、権威の力が相対的に低下する「フラット化する社会」(T.フリードマン)を象徴しているようにも見える。
萩原さんの前に連載していた、シケさんの「四家正紀のWebトーク」もPDFで公開されています。