鹿島は遠征することが多いのですが、今回は子供の行事と重なってしまったので断念。公式サイトで試合経過をチェックするのみ。雷雨による試合中断を挟みつつ、カシマスタジアムのアウェイ戦は1-1の引き分けに。
もはや嗅覚(しゅうかく)としか表現できない。後半37分、右サイドでFWエジミウソンの放ったクロスに両軍が殺到する。見えないはずのボールを田中達の右足がしぶとくとらえた。
やはりチームを救ったのは田中達也でしたか。
攻守に渡る惜しみない動き。ときには無駄になることがあっても、汗をかくことが間違いでないことを実証してくれました。
試合再開直後に失点しているのを見て、いつもの集中力欠如かな‥‥と思い、少し暗澹たる気持ちになっていたのですが「1-1」に変わった表示を見て、家族の気づかれないように小さくガッツポーズ。
「勝ち点3を取れずに悔しい。とにかく120%出し惜しみせずにやった。ゴールを挙げたけどそれはプラスアルファ。もっと『ハードワーク』していかないと」
試合を観戦していないので詳しいことは避けますが、「ウィーアーレッズ」復活というあたりは気持ちの入ったプレイが見られたということなのでしょうか?
開幕2連敗し、オジェック前監督を解任した3月以後、サポーターはこの魂の大合唱を封印してきた。
オジェックを解任させてから、これまで何やってたんだよと。本気でやればできるんじゃないかと。
クラブからは「ファン・サポーターの皆様へ」というリリースが出ています。
本日の鹿島アントラーズ戦では雷雨による中断もあった中、最後まで熱いサポートありがとうございました。
さて、次節は柏戦です。これまたイヤな相手ですよ。6位とはいえ、勝ち点は30。レッズは33。一気に追いつかれる可能性がある訳です。
幸いなことに再来週の週末まで、約10日間の準備期間があります。
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オジェック前監督解任後の初戦、3月20日のナビスコ杯・神戸戦でサポーターが封印宣言した「WE ARE REDS」コールが、エンゲルス監督就任後、初めて起こった。勝利に限りなく近い結果だからだ。
試合開始から前線を走り回ったほか、両チーム最多5本のシュートを放った。「最初から出し惜しみせずに全力で行った。120パーセントの力を出した」と納得顔だった。
死力を尽くしたからだろう。どちらも試合後は一定の収穫を強調した。「悔しいが、全体的にはいいゲームができた」と鹿島の本山。浦和のエンゲルス監督は「失点以外は満足。きょうの試合を選手は覚えておいてほしい」と笑顔を見せた。
鹿島が浦和と1-1で引き分けて勝ち点35で首位を守った。浦和は同33で名古屋と並んだが、得失点差で2位。
DF岩政は「失点の少し前から、このまま勝てるという空気が流れ始めているのを感じた。少しずつマークとアプローチがズレだした。ウチもメンバーを代えて、中盤のバランスが変わった。そのデメリットの部分でやられた」と話した。
問題のシーンは、前半33分。ペナルティーエリア内でFW興梠、FWマルキーニョスが立て続けに浦和DF闘莉王に倒されたが、笛は吹かれなかった。
オリベイラ監督は試合後、奥野コーチを通じて「主審の判断が試合に大きく作用して残念。日本のサッカーの向上のために検証してもらいたい」とコメントした。
Jリーグで試合開始後に降雨、落雷などで途中で中断し、再開できずに試合が中止(再試合)となった例は過去にJ1で3試合、J2で1試合の計4試合ある。