リーグの鹿島戦で良い試合をした後だけに期待したのですが、真逆の試合展開となってしまいました。
この試合でトップ下に梅崎、ディフェンスに闘莉王が入る普通のスタイルに戻ったのですが、終始、京都にペースをつかまれ先制されます。
高原のコンディションも上がってきた気がしますが、まだ動きが足りないのか、中盤とうまく連携しません。
ディフェンスラインからボールが中盤に渡り、サイドに回してこねくり回し、結果的にバックパスという消極的な試合運びが続きストレスが貯まりました。
要所では梅崎の鋭い突破も見られ、移籍後初ゴールが見られたことがこの試合の収穫でした。
後半24分、高原に代わりに永井が投入され、徐々にペースを掴み始めるも時既に遅しでした。
その後、梅崎を下げて堀之内を投入、闘莉王を前線に上げてのパワープレイを挑むも、ゴール前の混戦の惜しいチャンスをものにすることができず、結果的には1-1の引き分け。
サイドの押し上げもあまり見られなかったし、前線が孤立しているようにも見えたし、トップ下でボールをさばくことができる選手‥‥ポンテの復帰が待たれます。
永井は1.5列目あたりでボールを受けてうまくボールをさばいてアクセントになっていましたが、あの動きを高原に期待するのは酷の気がします。
小野がいたらどうだったんだろうと、考えても仕方のないことを考えてしまいます。
■関連記事
「自分で最近の試合を分析してゴール前の落ち着きがなかった。その意味では成果があったと思う」。浦和でも1、2を争う練習の虫。連日、最後までピッチに残り、帰宅後も研究を重ねた。
「何とか結果を出したかった」ひそかな野望がある。代表への登竜門のナビスコ杯ニューヒーロー賞。坪井、田中達、長谷部、阿部、高原も過去に受賞した。「(投票)宜しくお願いします」と白い歯を輝かせた。
痛恨の失点だった。前半15分、MF山田のバックパスが相手へのスルーパスとなり、京都FW林にあっけなく先制点を許した。
試合後は「どうしても結果が欲しかった。状態は上向いて来ているんですが…」と話した。定番のように後半24分には永井と交代。