ベストイレブンに浦和レッズから5人、MVPはポンテ

紛れもなく浦和の1年!ベスト11に5人選出…Jアウォーズという記事より。

Jリーグの年間表彰「2007 Jリーグアウォーズ」が17日、横浜アリーナで行われ、最優秀選手賞(MVP)には豊富な運動量で浦和を引っ張ったMFポンテ(31)が選ばれた。また、ベストイレブンには浦和から最多の5選手が選出。

「リーグ連覇こそ逃したものの」という枕がつくのが悔しいですが、5人もベストイレブンに選出され、さらにポンテがMVPというのは喜ばしいことです。

「優勝はできなかったけど年間を通してみれば、この選手が頑張ったというのは誰もが認めるところ」という闘莉王の言葉が、全てを物語ります。

浦和レッズから選出されたのは以下の5人です。

・都築龍太
・田中マルクス闘莉王
・ポンテ
・鈴木啓太
・阿部勇樹

「みんな限界近くまでやっていた。限界を超えている選手もいっぱいいた」と啓太がコメントをしていますが、納得の選出です。

そしてMVPにポンテ。

豊富な運動量でJリーグ、ACL、A3杯など過密日程に挑む浦和を引っ張った姿は最優秀選手に文句なし。

というのは確かにそうでしょう。残念ながら、Jリーグ最終節で右ひざ前十字靱帯を損傷したポンテはブラジルに帰国しているので授賞式は欠席です。

ポンテに代わり、鈴木啓太がコメントを代読しています。

記事のしめは次のように。

確かに終盤は天皇杯でJ2愛媛に敗れ、リーグ優勝も目前で逃した。それでも、Jリーグは浦和を中心に回っていたのは事実だ。黄金時代を迎え、多くの勲章を胸に来年も日本サッカー界を席巻する。

でも平行して考えなくてはいけないのは、次の世代のこと。

ベストイレブンに選出されたような選手たちは、いつまでも浦和レッズにいるとは限りません。

今シーズンは固定メンバーで戦いましたから、育成には全く目が向けられていなかったといっても過言ではないでしょう。

来シーズンも大きな補強があるようですが、決して選手層が厚いとは、言えないと思います。

来シーズン以降、そこが浦和レッズのウィークポイントになる可能性は大きいです。

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