手で弦を弾くだけで曲を奏でられるお気楽楽器ピープル「持ったときから、弾ける、唄える。」という記事がありました。
「持ったときから、弾ける、唄える。」をプレイするには、本体と楽曲のデータが入った対応カートリッジが最低1本必要となる。対応カートリッジは現在14種類発売されている。「アイドルセレクション」、「熱唱! 男性アーティストセレクション」、「グループサウンズベストセレクション」、「演歌の花道」……とバラエティに富んだラインナップに感心させられる。
楽器と書いて「らっき」と読む、エンターテイメント楽器シリーズの第一弾だそうです。ギターのようでギターでない。琵琶のようで、琵琶でもない。べんべん。「持ったときから、弾ける、唄える。」という楽器なんだそうです。ぼく自身は自分でギターを弾けるので分かるんですけど、ギターを弾きながら歌うのって気持ちがいいんですよね。ライブハウスとかでお客さんを前にして歌ったりするのも最高です。でも、ギターって弾けるようになるまでは練習が必要です。誰でも手を出せる訳ではないので、簡単に弾ける電子ギターおもちゃのような製品というのはこれまでにもありました。「持ったときから、弾ける、唄える。」もその一つです。
箱から取り出した「らっき」は、オリジナリティを感じさせるデザインだ。ギターのスタイルを基本としながらも、琵琶のように丸みを帯びている。ボディはブルーのスケルトンと今風だが、「らっき組」と筆文字で書かれた千社札が貼られている。ひと言では形容しづらいテイストなのだが、「型にはまるな」というメッセージが込められている……気がする。
でも、このアンバランスなテイストが、利用者の年代を問わない感じさせますよね(笑) コードを押さえるだけの自由演奏モードもなかなか素敵です。「D♯m7」のような複雑なコードも弾けるそうなので、けっこう練習すれば本格的に弾けるようになるのかも。
さてギターのパートだ、と弦に指先を当てて、一気に下に降ろすと、軽い衝撃が走った。「ジャージャージャジャン」。ギターの音がとてもリアルなのだ。伴奏のピアノやドラムの音色はやや軽めに設定されているが、ギターの音色はとても真に迫っている。
是非、試し弾きしてみたいですね。ホームページではとんかつ屋の軒先でおかみさんが弾き語っている写真が掲載されているのですが、良い感じです(笑)
ちょっとその気になって弾き語って気分よくなるのに、17,800円は安い? それとも高い?