浦和レッズの試合風景が青く改変されて広告に使用されていた

日本代表応援広告での写真改変についてというニュースより。

日本代表応援キャンペーン「勝ちT勝ち樽プレゼント」の広告掲載において、浦和レッズの試合の全景写真が改変されたうえで新聞等に掲載されました。事実関係が確認されたため、この経緯についてお知らせ致します。

ということで、オフィシャルにも出ていましたし、

キリンが広告で浦和サポーターを青に加工

キリンビール(東京)がサッカー日本代表を応援するキャンペーンの広告で、浦和ファンで観客席が赤く染まった埼玉スタジアムの写真を、日本代表の“サムライブルー”のユニホームで席が埋まっているように無断で加工していたことが9日、分かった。

キリンが浦和の赤を青に変えちゃった

レッズ側は「クラブカラーは掛け替えのないシンボル。サポーターの気持ちを軽視している」と抗議。キリン広報部は「日本サッカー協会などに許可を得ていたが、結果的にレッズサポーターや関係者に不快な思いをさせ、深くおわびする」と陳謝している。

などのニュースにもなっていました。

この全景写真は2006年のリーグ制覇がかかったJリーグ最終節を撮影したもので、超満員のスタジアムは赤く染まっていました。

「赤一色となったスタジアムが、写真上のこととはいえ「青」に改変されたことは、浦和レッズと一緒に戦うファン・サポーターの気持ちを軽視するものです」とオフィシャルでは書かれていますが、これは確かに切ないですね。

キリン広報部は「日本サッカー協会などに許可を得ていた」と説明していますが、浦和レッズがJFAに確認したところ、

赤く染まったスタジアムを日本代表のチームカラーである青に広告制作会社が説明せずに改変したことが判明しました

となっていました。ちょっと行き違いでしょうか。

とにもかくにも、サポーターがクラブカラーにかける思い、が全く理解されていなかったのでしょうね。

なぜ浦和レッズのサポーターが赤いレプリカユニフォームを着て、赤いマフラーをし、赤いものを身につけ、そして赤いフラッグを持ってスタジアムに集うのか。