企業がブロガーにお金を渡す行為、55.5%が「賛成」という記事より。
その理由として「企業のために書いた記事の報酬を受け取るのは当然だから」が68.0%でトップだった。
ビルコムが実施した、インターネットユーザ400名を対象に実施した「企業とブロガーの関係」という調査の結果が発表されています。
それによると「企業がブロガーに、宣伝のためお金を渡す行為」については、
・賛成 55.5%
・反対 44.5%
という結果になったそうです。
賛成の理由として「企業のために書いた記事の報酬を受け取るのは当然だから」というのが68.0%でトップになっています。
また反対の理由としては「お金をもらってブログを書いたのか、本当に書き手が良いと思ったのかがわからず読者の混乱を招くから」が79.8%でトップです。
ブログが、企業による宣伝の媒体として認知されているということでしょうか。と思いきや、企業がブロガーにお金を払う場合があることを「知っている」という人は41.3%でした。
「知っている」回答者に対し、企業からお金をもらって書いている友人・知人の推薦商品(サービス)を信用するのか尋ねたところ、63.0%が「信用しない」と答えた。同様に、お金をもらって書いている知らない人のブログでは、86.7%が信用しないとしている。
お金が支払われている=いわゆるひも付きと呼ばれる記事に対しては、あまり信用性がないようです。
ブログでは信頼感や親近感が醸成されやすいと思いますが、それを失ってしまうのも一瞬のことかもしれません。
ちょっと気になるのは、対象となっている「インターネットユーザ400名」にブロガーがどのくらい含まれているかということでした。
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企業のための記事を書けば「報酬を受け取るのは当然」という声がありながら、他人の書いた記事の信頼性については慎重になる、という複雑な心理が伺える。