「TVのチカラ」プロデューサー、懲戒解雇

テレ朝1億3750万円所得隠し…「TVのチカラ」プロデューサー懲戒解雇という記事より。

問題のチーフプロデューサーは02年4月から05年4月まで、計8つの単発番組で制作会社6社に計1億5750万円を架空に発注。架空発注を受けた制作会社側は、いずれも当該番組における制作実体はなく、一部は別の番組の制作費や赤字補てんなどに使われていたという。

「TVのチカラ」の担当プロデューサーが不正をしていて、そのせいで番組がこの秋で終了するという噂を目にしていたのですが、東京国税局の税務調査が入り、架空発注していたということで懲戒解雇されたそうです。

では番組はどうなったのか‥‥奇跡の扉 TVのチカラ – Wikipediaによると、

2006年7月、担当プロデューサー加藤秀之の使途不明金疑惑があったため、2006年9月を以っての打ち切りが発表された。

ということで、噂ではなく打ち切りは既に発表されていたのですね。「TVのチカラ」はけっこう好きだったんですけど、残念無念。

そしてこのプロデューサーは、「サラリーマン社会の常識を逸脱した、巨額で頻度の高い」接待や、プライベートの海外旅行などを制作会社に負担させていたそうです。視聴率を取るが故に、なんでしょうか。

「水曜スペシャル 川口浩探検隊」も担当していたそうです。

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見返りに、K氏は制作会社から頻繁に接待を受けていた。1人座って5万円、ワイン1本30万円以上の東京・銀座の高級クラブに週5日通い、1回数百万円を支払わせたこともあったという。正月や夏休みにはファーストクラスでハワイやオーストラリアに5度訪れた。クラブのホステスも同行させ、その費用も制作会社に負担させた。

テレ朝視聴率男“豪遊”不正で懲戒解雇

「接待を強要したことはない」とするCPの主張とは裏腹に、絶大な権限を持つテレビ局プロデューサーが“業者”である制作会社を意のままにあやつっていた構図が浮かび上がった。