「らじろぐ」で未知との遭遇

Flashで音声配信「らじろぐ」というエントリーで紹介していた「らじろぐ」を久しぶりに聞いたんです。

リアルタイムでラジオを放送し、それをリアルタイムで聴くことができるサービスなのですが、これがね、凄いことになっていました。

Flashで作られたインターフェースで話し、そして聴く。実に簡単です。ポッドキャスティングもGarageBand 3で敷居が低くなったけど、「らじろぐ」はもっと敷居が低い。だから想像もしていない人たちが使っているんです。

それがティーンのみなさまです。夕方に聴いた時は、中2や高校生、さらには小学生の子もいました。なんだろう、みんなDJ願望が強いのかしら。

さらに驚くのは女子率の高さ。あっちも女子、こっちも女子。女子中学生の声なんて久しぶりに聴きましたよ。

さすがに夜の時間帯は大人が放送しているのかと思って聴いてみたら、やっぱりDJの中心は中学生みたいです。まさに未知との遭遇です。

まあ考えてみれば、その時分はぼくもずーっとラジオ聴いてましたね。

オフィシャルのチャットはいたずらが多いようで閉鎖されてしまったのですが、みんな独自のチャットを開いていらっしゃる。そこで話しかけると、DJが返事してくれる訳です。これは面白い。素人とモニタ越しに話しているだけなんだけど、なんか新鮮。

キーボードをタイプしている音がヘッドフォン越しに聞こえてくるのですが、それがまた恐ろしく速かったりして。この時間には一人でアカペラしている女の子もいました。さらにはなんかぶつぶつ話していると思ったら、電話で話している声がそのまま流れていたりとか。

ポッドキャスティングのようにソフトも編集もいらない生放送は、本当に誰でもできるもっとも簡単なラジオ局かもしれません。ノリはリスナーが数人から数十人のコミュニティFMみたいな感じです。