TBS、楽天和解 三木谷社長“痛い1敗”という記事より。
対決姿勢から一転、10月13日から48日間にわたる両社のせめぎ合いは、業務提携協議で手を打つことになった。
TBSと楽天は、楽天が経営統合案を撤回し、資本・業務提携に向けて和解交渉に入ることで基本合意したそうです。
和解案は両社の取引銀行のみずほコーポレート銀行が提示。楽天に大きなメリットはなく「不退転の決意」で経営権取得を目指した三木谷浩史社長は事実上敗北したと言わざるを得ない内容だ。
先日、ヴィッセル神戸のJ2降格で涙を流した三木谷社長でしたが、TBSとの経営統合も事実上の敗北になってしまうようです。ある銀行幹部は「ネットと放送の融合という楽天の主張の目がなんとか残った程度。三木谷さんには屈辱的」とコメント。
ふと思ったのですが、ヴィッセル神戸の人事(監督・選手)はけっこう無茶していたと思うのですが、普通のビジネスの時はどうなんでしょうね。ニュースになることはないので外からは見えないですが。
「買収成功の見通しが厳しくなるにつれて、次第にイメージダウンにつながっていった」と記事にも書かれていますが、確かに今回は完全にヒールになってしまいましたね。株価は上がっていましたが、今回の発表を受けて‥‥もしかしてさらに上がる?
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TBSは統合提案を拒否する回答を社内的にまとめ、30日に楽天側に示すことにしているが、楽天側が和解案に譲歩すれば回答を見合わせる見通し。ただ楽天が保有するTBS株の扱いについては両社の間で依然主張に隔たりがある。