【イラストレーター松野美穂さん】かわるビジネスリュックminiユーザーインタビュー「シンプルで中に入れたものが迷子にならないのがいい」

松野美穂さん画“リュックの中身”

おいしいものをもっとおいしそうに描くイラストレーターとして活躍する松野美穂さんに、平野文さんのClubhouseで出会ったのをきっかけに、モニターとして「かわるビジネスリュックmini」を試して頂きました。

プロのイラストレーターさんが「かわるビジネスリュックmini」を使ってみたらどうだったのか? 実際の使い勝手などについて、一緒にリュックをプロデュースしたいしたにさんとオンラインインタビューを行いました。

※インタビューは2022年6月上旬に実施しました。

松野美穂さんプロフィール

松野美穂 山口県生まれ、千葉県在住。 セツ・モードセミナー卒業。広告制作会社を経て現在はフリーランス。水彩の手描きとデジタルの手法を組み合わせたイラストを制作し広告・書籍装画・新聞・パッケージなどの媒体で活躍中。

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絵を描く人ならでのビジネスリュックminiの使い方

いしたに

それでは自己紹介からでお願いします。

松野美穂

松野美穂です。いまイラストレーターをしています。最初はデザインの仕事を20代の頃にやっていて、ちょっとしんどくなって辞めて、それで家でできる仕事を探してるうちに、いつの間にかイラストレーターになっていました。

いしたに

いつの間にってことはないと思うんですけども(笑)なにか依頼を受けてという感じですか?

松野美穂

会社を辞めるちょっと前ぐらいからセツモードセミナーで絵の練習を始めていまして。会社を辞めた後もデザインはちょっとしんどいけど、絵はせっかく勉強を始めたんで続けてみようかなと。続けていたところ、在宅で仕事ってできるんだなっていう発見があって。当時mixiとかの時代だったんですけど、少しずつSNS経由で仕事がいただけるということが分かって。デザインの仕事をするよりは、イラストの方が設備投資とか、色々な他との連携を考えるとやりやすくて完結できるので、じゃあ絵の方がいいかなと思ってだんだん絵にシフトした感じですね。

いしたに

ありがとうございます。本題に入りますが「かわるビジネスリュックmini」は使い始めてからどのくらいでしょうか? 半年は経ってないですもんね。

松野美穂

半年は経ってないですね。(新型コロナウイルスで)まだ外に出るようなタイミングじゃない時にいただいたので、家でしばらく眺めて。ここ1ヶ月くらい持ち歩けるようになりましたね。

いしたに

外出する時は当然、絵を描くものセットっていうのがあって、それにも大中小がありそうですけど?

松野美穂

はい、大中小あります。いちばん“小”だと、サコッシュ1個のミニミニセットで、日常的にはそのぐらいに収めるようにしてます。“大”で行く時はもう泊まりです。スケッチ旅行だと“大”になりますね。

スケッチブックという難敵

いしたに

スケッチ旅行というのがあるんですね。カメラでいうと撮影会みたいなものになりますかね?

松野美穂

そうですね。カメラの感覚だとそうなります。よくスケッチしている横でモデルさんを連れて写真を撮っている方とかいるので、同じ感覚かもしれません。景色のいいところにはやっぱり寄ってくるので、譲り合いしながらですね(笑)

がっつり絵を描こうと思うとやっぱり大ぐらい。でも「かわるビジネスリュックmini」には大の装備もしっかり入るのでいいですね。この角があるデザインがいいですよ。スケッチブックとか入れるんで。

いしたに

スケッチブックのサイズとしてはA3 ぐらいですか?

スケッチブックにも大中小がある

松野美穂

けっこういろいろなサイズがありますね。かなり大きいものも角が潰れたりすることを気にせずに入れられるのがメリットだと思います。

いしたに

普通のバックパックみたいなやつも、スケッチブックが入るには入るけど、角が‥‥。

松野美穂

そうなんですよね。よれたりします。硬い表紙のものはいいんですけど、ソフトなタイプのものはバネがよれたりとか、角がくにゃっとしたりするのを気にしなきゃならないんで、あまり嬉しくないんです。

いしたに

せっかくスケッチしてきて角がよれよれになったら悲しいですもんね。

松野美穂

くっきり四角い形状っていうのがいいですね。たくさん本を入れたりするのも安心感があります。

いしたに

その安心感っていうのが、やっぱり使ってみてわかったことですかね?

松野美穂

そうですね。もう見るからに「あ、これはしっかり入るな」っていう気持ちで接することができるし、実際入れたら入れたで、はっきりガチッと入る感じがあっていいです。中に入れたものぶらぶらしないし。ポーチとかも一緒にゴロゴロと入れちゃうんですけど、収まりがいいですね。なんか丸っこいカバンて中で荷物がフラフラするんですけど、安定する感じがします。

いしたに

入れて動かないイコール、多少めちゃくちゃなことをしない限りはその中に入ってるものが傷つかないっていうのが一番大きいですかね。

松野美穂

安定してますね。

いしたに

話が少し脱線するんですけど、かわるビジネスリュックってジャニヲタの皆さんによく売れるんですよ。

松野美穂

ほう。

いしたに

なぜかと言うとですね。ジャニヲタの皆さんはライブに行く時にうちわを持っていくんです。小さいと目立たないんですよ。だからみんな大きいうちわを思っていきたんですよ。でもせっかく作ってるうちわだから曲げたくないわけですよ。

松野美穂

なるほど!

いしたに

で、しかもしかもその移動中は当たり前だけど、こうあんまり表に出したくはないわけですよ。会場に着いたらスッと出して、ライブが終わったらまたすっとしまうっていう。今のスケッチブックの話と、ほぼほぼ同じだなと思いまして(笑)

松野美穂

絶妙ですね、この厚みだと確かに。

いしたに

ライブ中は四角いから立つじゃないですか。上に双眼鏡を置いておくんですって。

松野美穂

お行儀よくしててくれる、バッグってすごくいいですね。転がらないし、横に雪崩も起きないし、もうこの形のまんまちょっと置いておけるの素晴らしいですね。軽いもんだったら、この上に置いてもいいんですね。

いしたに

ミニはオリジナルと比べると若干倒れやすいというのはありますが、映画館とか行った時に、前の席にもたれかからせられるじゃないですか。そうすると安定するんで、そこの上をなんか物置代わりにしたりとかありますね。

松野美穂

縦でも横でもスッと、じっとしてていいですね。

いしたに

まあそこら辺は確かに物を入れて、1日行動してみないと分かりにくい部分だったのかもしれないですね。

松野美穂

けっこうスケッチをする友達同士で“あるある”なのが、わりと小さいスケッチブックをポケットなんかに入れておいてスッと出して書いてそのままスッとしまうっていうことをするんですけど、なんかいろんなポケットにペンが入ってて(笑)

なにかの弾みに「あれペンどこやったっけ?」と探したりするんですけど、出し入れしやすい求めているところにポケットがあるのがすごくいいんです。大きさの割りに素早くスケッチブックを取り出せるというのもいいですね。

この背中側のところとかいいんですよ。電車で絵を描く人とかは、この背中に向いたポケットに入れといて。

いしたに

だから普通はあれですよね。みんな他の人たちだったらノート PC を入れるとこですかね。

松野美穂

ポケットに薄手の紙とかを入れておいて。スッと出してスッと書ける。

いしたに

あ、背中側ということは、チャックで広げるところ?

松野美穂

チャックで広げるところのさらに外側にある、開けっ放しのところですね。

いしたに

機能的には紐をしまうところですね(笑)

松野美穂

ここに薄手のスケッチブックとかを入れておくと便利なんですよ。背中に微妙に当たるは当たるんですけど、本当に欲しいのってここなんですよね。

いしたに

確かにすぐ出せますもんね。

松野美穂

ここあると電車で座ってる時に、紙がすぐ出し入れできるし目立たない、ゴソゴソしなくていいんです。

いしたに

使っている人があまりあたふたしないで、いわゆる使っている時の所作が良くなるようにっていうのは、設計してる時から考えていることでした。ポケットの数も増やそうと思えば増やせるんですよ。ただ、あまり増やし過ぎちゃうとどこに何があったかわからなくなるし、結果的にもたもたしちゃうんですよね。

松野美穂

このぐらいがすごくシンプルでいいです。迷子にならない。ちょうどいいですね。ポケットが多いカバンだと、それぞれのポケットに詰め込んでしまって、カバンがパンパンでぐちゃぐちゃにしてしまったりとか。あのポケットの分の布がかさばって鞄自体が重かったりして、あんまり多ければがいいってものではないなあ、というのは日頃から思ってます。ポケットが多いことで、逆に入る容量が減ってる気もするんですよね。

背負うと軽く感じるかわるビジネスリュックminiの使い方

いしたに

結局、マチがあるとなんだかんだ場所を取りますからね。あと鞄自体にちょっと厚みができちゃったりするんですよね、ポケットが多すぎると。結果的にやっぱり見た目よりカバンが重くなってしまうということにつながっていってしまいます。「かわるビジネスリュック」シリーズは、割りと皆さんによく言っていただくのは、詰め込んだときに持とうとすると結構重くなっちゃうんだけど、背負うと意外に背負えてしまう、ということなんですよね。

松野美穂

確かに!

いしたに

なぜか軽く感じるっていう(笑)

松野美穂

あー、確かそれあります。持ち上げる瞬間「あ、まずいかな」って思うけど、実際、歩く分にはそこまでではないんですよね。ちょっと最初大きいかなって思ったんですけど、日常で使う一番大きいカバンぐらいでのポジションで、普段遣いにもなりますね。

いしたに

スケッチとカメラに共通点が多いというのは、今日話してみて発見がありました。スマホとコンデジがあって一眼レフがあって、解像度が上がっていくにつれてカメラの機材って重くなっていくんですね。解像度とは言わないと思いますが、スケッチもそうですよね。紙が大きくなるとたくさん書き込めるわけで。だからスケッチも解像度を上げようと思うと紙が大きくなっていて、結果的に荷物がかさばるというのは一緒。

松野美穂

確かに。で、同じ水彩で描くにしても小さい手帳サイズのスケッチブックだったら筆ペンの中に水に入れるものがあって、それとポケットに入るぐらいのちっちゃいパレットでいいんですけど、大きい絵を書こうとすると絵の具もいるし、パレットも大きくなるし、使う水の量も多くなるんで、装備はどんどん大きくかさばって重くなりますね。

もう自分で手で持って描ける‥‥あのカメラで言うと三脚を立てるの嫌派なんですよ(笑)地面に傷をつけたくないので、椅子とかイーゼルとか紙を支えるものは持ち歩きません。

イーゼルを立ててがっつり2時間も3時間も景色のいい場所に居座りたくないんですね。いい場所はみんなのもの(笑)私はさっと立ち去るスタイルでいきたいんで、片手で持てるレベルのスケッチブックまでとすると、A4プラスアルファ。あんまり大きいものは持たないようにしてます。学校によってはポスターぐらいの大きさのものを現地で描く授業があったりもするんですけど、それはもう学校まででいいかな、と。

いしたに

さっきのポケットの話ですが、一番よく使うポケットって言うと、背中の肩紐を入れるところですか?

松野美穂

肩紐を入れるところも好きですが、でもこの上の段が好きですね。パカッと開けたところですね。 2段になってる上の段。パカッと開けずに横からちょっとだけ開けてペットボトルの出し入れしてますね。

いしたに

コアポケットですね。

松野美穂

ここ好きです。ペットボトル入れるの大好きです。

絵描きとiPad

いしたに

あとは場合によってはiPadを持ってるって感じですかね?

松野美穂

iPadも割りと持ってますね。仕事で使うのはMacBookなんですけど、MacBookまで持ってどっか行くとすると、1週間単位で家をあけるような場合ですね。あらかじめクライアントとかにいませんって連絡が取れるレベルで出かけるなら、メールと作業ができれば良いのでiPadで十分です。

あとコロナで今はあまりないんですけど、モデルさんをクロッキーするクロッキー会に参加するときもiPadで参加することがけっこうあったので、それ用でもあります。

iPadで絵を書くことは増えました。打ち合わせの時もラフをiPadでその場でざっくり書いて、AirDropでシェアしたりとか。今はオンラインが多いので、もっとコンパクトですけど、その場で「こういうことですよね」っていう確認までができると話がすごく早くて楽なんでiPad ちょうどいいです。

いしたに

iPadはパカッと開けたところの上からするっとするところに入れてるんですか?

松野美穂

そこですね。ふかふかしてるところですね。マジックテープついてるところです。でiPad miniの時もあって、ミニの時はその下の横向けのポケットに入れてることもあります。

松野美穂

あと、なんというかデザインが性別を選ばない感じもいいなと思ってて。どっちでもないぐらいの感触のものがずーっと好きで。無印良品とかユニクロとか、あのぐらいがちょうどいいなって思って使ってる感じの延長で使えるので、すごくちょうどいいですね。ジェンダーレスの感覚がある気がします。

オンラインで画像とか見てるとブラックはやっぱりビジネスのフォーマルな印象がありますが、グレーはカジュアルさもあるしちょうどいいです。どこにでも持っていける感じがします。

いしたに

今日は貴重なお話をありがとうございました!

コグレ

松野さん、ありがとうございました!

「かわるビジネスリュックmini」の特徴であるコアポケットの便利さ、荷物をたくさん入れても軽く感じる、スクエアな形状で荷物を整理整頓して入れやすいといった特徴を実際に体感していただけたようで嬉しいです。

プロのイラストレーターさんの相棒にもなっていることが分かり、開発者冥利にも尽きるというものです。興味がわいた方は、ぜひ「かわるビジネスリュックmini」から製品をチェックしてください!

東京駅新宿大阪名古屋には直営店もあります。

松野美穂さんグループ展のお知らせ

『コーヒーとビールが好き』展
2022年6月4日(土)〜7月18日(祝) 13時〜19時
土日祝日のみOPEN

会場:常夜灯living ナンギョウベース
東西線「南行徳」駅より徒歩5分

詳細は↓からご確認ください。

『コーヒーとビールが好き』展に参加します | Miho MATSUNO illustration works