ヤフーが、ヤフーニュースに掲載される一分記事に関して、誹謗中傷の抑止を目的にコメント欄を閉鎖したことが分かったそうです。きっかけは皇室報道 ヤフーがコメント欄一部閉鎖 「ポスト」「週刊女性」「東スポ」のエンタメ記事という記事になっていました。
IT大手ヤフーがニュース配信サイト「ヤフーニュース」に掲載するエンタメなどの一部記事に関し、誹謗中傷の抑止を目的に読者のコメント投稿欄を閉鎖したことが30日分かった。
SNSもそうだし記事のコメント欄もそうですけど、昔であれば出会うことのなかった人たちが出会うようになりましたよね。
年齢、職業、主義主張など属性も様々で、そういう人たちがなんの前提もなしにぶつかり合うようになってしまい、簡単に問題も大きくなるようになったのだと思います。
これまでも差別的な投稿を個別に削除したり、「炎上」の恐れがある個別記事のコメント欄を非表示にしたりする対策を取ってきたが、今回は特定メディアのエンタメ記事に関するコメント欄を一斉に閉鎖する措置に踏み込んだ。
Twitterのような場所は運営側が制限するのが難しいのでサークルのような機能も開発されているということですが、記事のコメント欄であればばっさりと閉じてコントロールすることができます。
ヤフーのPVはコメント欄によるところが大きいと聞いたことがあり、問題だと思っていてもなかなか完全に閉じるという決断が難しかったのでしょう。今回は「過熱する皇室報道をきっかけに今回の対応を取った」ということです。
コメント欄が閉鎖されたのは「NEWSポストセブン」「週刊女性PRIME」「東スポWeb」が提供するエンタメ記事と言われています。
もともと「購入した人が読む」だけであれば問題なかったところ、誰でもアクセスできるようになったというのと、炎上してPVが稼げれば儲かるという構造によるところが大きかったのでしょう。
余談ですけど、初期はネタフルにもコメント欄があったのですが「それ、こっちに言われてもどうにもならないよ(メーカーへの問い合わせ等)」というコメントが増えて閉じた経緯がありました。読み手からすると、その媒体がなんなのかというのはあまり意識されないんだと思ったものです。