普段、イヤホンをする習慣がないため、こうしたニュースはスルーしてしまいがちなのですが、まさかの「Ingress」という文字列を久しぶりに見たので取り上げます。
AV Watchで、ソニー穴あきイヤフォンと「Ingress」連携、年内に“音のAR”という記事になっています。
ソニーが16日に発表した、ドライバーに穴があいた新スタイルイヤフォン「LinkBuds」を使い、Ingressで“音のAR”を楽しむ開発を進めており、2022年内の提供開始を目指すという。
ソニーとポケモンGOやPikmin BloomなどのARモバイルゲームでお馴染みのNianticが、ヘッドフォン向けの音声AR領域で協業することになり、その第1弾として「Ingress」向けの開発が行われているのだそうです。
かつてはぼくもエージェントとして浦和で暗躍したものですが(大げさ)、アプリバージョンアップして操作方法を覚えるのが面倒で、ここ数年は活動からは遠ざかっていました。
しかし、そんなに爆発的にユーザー数が増えているわけでもなさそうな「Ingress」に向けて開発するとは、ソニーも思い切りましたね。
でも、穴の空いたイヤホンでリアルとゲームの音をマージさせて楽しめるゲームといえば確かに「Ingress」ですし、エージェントは活動にお金を使いますからね。親和性は高いと思います。
村井社長は「ナイアンティックが目指す“Real wolrd Metaverse”の世界」とコメントしているそうですが、周りの音も聞こえると、むしろ「Ingress」のエージェント活動では臨場感というか没入感というか、気分まで含めていろいろと高まりそうな気さえしますね。
Ingressへの音のAR実装を予定しており、視覚的に表現してきたARの世界を聴覚を含めて体験できる。例えば、ポータルに近づくと音が聴こえてくる。どの陣営が所持しているのか、音で表現できるようにしていきたい。
いやいやいや、久しぶりに「Ingress」を起動したくなるじゃないですか!?
それとは別に、個人的に外出時に耳がふさがって環境音が聞こえなくなるのってとても怖いんですね。だから、こうしたリングで穴が空いているイヤホンなら大丈夫かな、という気はしています。
あと、在宅ワークでも効果を発揮しそうでは? 音楽を聴きながらピンポンの音とか聞こえますよね、きっと。
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自分の声がそのまま聞こえるため通話時や音楽を聴きながらの会話で不必要に大声にならない、ものを食べながら使っても咀嚼音が耳に響いて気になることがない、耳が蒸れない、長時間の装着で耳の穴に負担がかからないなど。