流しを職業にしている四元さんと出会ったのは新宿の呑み屋でした。流しというのは、ギターの弾き語りをしながら呑み屋を巡り客にリクエストに応じて歌い、チップによって生計を立てるという職業です。
まさに腕一本で生きていた四元さんにふりかかったのは、新型コロナウイルスによる呑み屋の休業でした。不意に仕事を取り上げられしまったと言っても過言ではないでしょう。
その後、知人の会社で働いたり、YouTubeを始めたり、noteを書き始めたりしながら、アイドルへの楽曲提供など作家としての活動も本格化していきます。
そして2022年。四元さんが自分を鍛える意味でYouTubeで開始したのが「テーマソング30日チャレンジ」です。30日間、何かのテーマソングを作詞作曲し続けるというチャレンジです。
やむを得ず途切れてしまった日もあるようですが、それでもこぎつけた20曲目。四元さんが好きなものを歌い続けた20日間の成果は、YouTubeのチャンネルに残っています。
そして、20曲目がYouTubeライブでの公開制作だったのです。プッシュ通知が届いたのでYouTubeを開くと、そこにはギターを抱えて真面目な顔をしている四元さんの姿が。
コメント欄で勝手に応援と思い、ポロポロと思いついた歌詞を送ると(20年ぶりくらいに歌詞を書いた)、その場で曲をつけていく四元さん。繰り返すこと1時間半弱くらいで完成したのが「ゴールドスタート」という曲です。
これは四元さんが大好きな、サッポロ「ゴールドスター」をイメージしたテーマソングで、どのように作られたか、どんな思いが込められているかをウェブサイトでチェックしながら作り上げられました。
ぼくがコメントした歌詞も一部で使われています。ビール応援歌としてとても良い曲なので、ぜひ聴いてください! 届けサッポロビールの人に!
また流しが再開できるようになったら、居酒屋でサッポロの生ビールを呑みながら「ゴールドスタート」をリクエストしたいなぁ。
ということで、自分の主題歌(テーマソング)が欲しい人は、ぜひ四元さん(@yotsumotosanja)にコンタクトして仕事依頼をぜひぜひ!