キリンビールが、アルコールの有害摂取根絶(Zero Harmful Drinking)に向けた取り組みの一環として、2022年5月から、国内で販売する主なアルコール商品に含まれる純アルコール量の商品への表示を順次開始すると発表しています。
キリングループでは、アルコール関連問題に真摯かつ適切に対応することが、アルコール飲料を製造・販売する企業としての社会的責任と考え、アルコールの有害摂取根絶に繋げるために純アルコール量を商品に表示するとしています。
対象商品は、ビール類(ビール・発泡酒・新ジャンル)及びRTD(Ready to Drink)の350ml缶、500ml缶です。2023年末までの完了を目指すとしています。
純アルコール量の表示だけでなく、適正飲酒に関するウェブサイトの短縮URL(tekiryo.jp)も表示し、消費者が適正な飲酒量と飲酒に関する正しい知識を深め、飲酒量をコントロールできるようにし、アルコールの有害摂取根絶に繋げていくとしています。
ちなみに適正飲酒に関するウェブサイトによると、次のように説明されています。
節度ある適度な飲酒量は、1日平均純アルコールで約20g程度です。これは、1日の飲酒量に換算すると、ビールなら中びん1本(500ml)、ウイスキーはダブルで1杯(60ml)、日本酒では1合(180ml)になります。
ただし、これは男性で「お酒に強い」タイプの場合とのことで、自分はどのくらいの純アルコール量が適量なのか目安を持っておくと良いでしょうね。
(プレスリリース)