ソフトバンク、岩手県競馬組合と提携

ソフトバンクが競馬事業に参入、岩手県競馬組合と提携というニュース。

ソフトバンクグループと岩手県競馬組合は6日、岩手競馬に関する業務提携で合意したと発表した。

2006年4月に競馬ポータルサイトを開設し、

・インターネットや携帯電話から勝馬投票券購入
・全レースのブロードバンド中継

などのサービスを提供するとのこと。地方競馬は厳しい状況にさらされていますから、岩手競馬はソフトバンクと提携し、日本全国をターゲットとしていきたいということなのでしょう。

勝馬投票券の販売に加えて出走馬、機種、オッズなどの関連情報を提供する。また、盛岡競馬場と水沢競馬場の観客席やパドックから、携帯電話を介した勝馬投票券の購入も可能になる。

ただ単にインターネットや携帯電話から馬券が購入できるようになる、ブロードバンドでレースの様子が見られるというのだけではダメなんでしょうね。これまで競馬に関心はあったけれど、飛び込みきれなかった人たちを取り込めるコンテンツが必要なんでしょう。

孫社長は「最近では20〜30代の層が競馬から離れているが、実際にはコンピュータの競馬ゲームなどはこの層にも受け入れられており、やりようによっては十分にニーズを掘り起こせる」とコメントしています。

確かに競馬のコインゲームとかは面白いですけど、あれはコインで、しかも短いスパンで次々にレースをするから面白いんじゃないでしょうかね。本物の競馬とは、ちょっと別物ではないかと思っていますが。ただし「やりようによっては」ということですね。

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